《聖刻龍−セテクドラゴン/Hieratic Dragon of Sutekh》 †
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地のドラゴン族の通常モンスター3体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚できる。
1ターンに1度、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体をゲームから除外する事で、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
GALACTIC OVERLORDで登場した光属性・ドラゴン族の特殊召喚モンスター。
墓地のドラゴン族通常モンスターを除外する召喚条件、墓地のドラゴン族を除外してフィールドのカードを破壊する起動効果を持つ。
特殊召喚と破壊効果の両方でドラゴン族モンスターを除外するコストを要する。
特に前者はコストが通常モンスターに限定されており、必要なモンスターの数も多い。
しかし聖刻では通常モンスターを利用する上、特殊召喚とリリースを繰り返すため墓地にモンスターも溜まりやすく、活用できるだろう。
ただし、除外してしまった通常モンスターは聖刻の効果で特殊召喚できなくなるため注意が必要である。
聖刻である事には拘らず、墓地を肥やす事を戦略としている【カオスドラゴン】等での使用も考えられる。
最初の特殊召喚に必要となるドラゴン族通常モンスターは、《レスキューラビット》で稼ぐ。
光属性である《アレキサンドライドラゴン》や、《竜魔人 キングドラグーン》の融合素材にもなる《神竜 ラグナロク》をコストにすると、デッキに無理も出づらい。
またこの召喚条件から、【デミスドーザー】ならぬ【デミスセテク】を組むこともできる。
《デビルドーザー》とは違い、このカードは《召集の聖刻印》でサーチできるという利点がある。
次々とモンスターを除外していくので《龍の鏡》とは《D・D・R》を共用できる。
もちろん《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》や《混沌空間》とも相性が良い。
- 「セテク(Setech)/セト(Set)/ステカー(Sutekh)」とはエジプト神話における砂漠と異邦の神であり、九柱神エネアドの一柱。
オシリスとイシスの弟、ネフティスの兄にして夫とされる。
- エジプト神話の神の多くは各々に対応する動物が存在するのだが、セトはこの動物がはっきりしておらず、神話では様々な動物を組み合わせた合体獣(セト・アニマル)が描かれていることが多い。
- セトにまつわる神話として「オシリスを殺し王位を奪った」というものがある。
ファラオがオシリスの息子であるホルスの化身として見なされるようになると、上記の神話も相まってセトは「悪神」とされることが多くなった。
関連カード †
―《聖刻龍−セテクドラゴン》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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