《先史遺産驚神殿−トリリトン/Chronomaly Temple - Trilithon》 †
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのモンスターが、存在しない場合
または「先史遺産」モンスターのみの場合、５００ＬＰを払って発動できる。
手札から「先史遺産」モンスター１体を召喚する。
(2)：自分の「先史遺産」Ｘモンスターまたは自分の「Ｎｏ.」ＸモンスターがＸ素材を取り除いて効果を発動する場合、
取り除くＸ素材１つの代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
DAWN OF MAJESTYで登場した永続魔法。
自分モンスターが存在しないか先史遺産のみの場合に500のライフコストで先史遺産を召喚する効果、エクシーズ素材の代わりにこのカードを墓地へ送って先史遺産またはＮｏ.の効果を発動できる効果を持つ。
(1)は先史遺産の召喚効果。
【先史遺産】では自分モンスターが先史遺産のみという状況は難しくなく、モンスターがいない場合でも可能なので初動や劣勢時でも機能する。
ライフコストもわずか500しかないので、展開補助の為にも積極的に使っていきたい。
《先史遺産ネブラ・ディスク》でサーチして発動すれば、ランク４のエクシーズ召喚や上級先史遺産のアドバンス召喚に繋げられる。
(2)はこのカードを取り除くエクシーズ素材の代用にできる効果。
蘇生や帰還されたものや、エクシーズ素材を使い切った先史遺産またはＮｏ.でも効果の発動が可能となる。
取り除くエクシーズ素材が２つに指定されている代わりにエクシーズ素材補充効果を持つ《先史遺産ヴィマナ》はエクシーズ素材１つの状況も自然と起こり得る。
ただし、有用度が高い(1)を代償としてまで発動すべきかはよく考えたい。
２つの効果はいずれも同名カードの制限があるので、手札にダブついた場合などでは１枚をこちらの効果で消費してしまっても良いだろう。
- 「トリリトン」とは、並べて垂直に立てた２つの巨石の上に水平に巨石を置いた構造物の事であり、ストーンヘンジなどに見られる。
特に有名なのは、世界遺産に登録されているバールベック遺跡(レバノン)にあるジュピター神殿の土台として使われている３つの巨石(通称：バールベックの巨石)であり、人力のみで動かせるとは思えないほどの大きさからオーパーツではないかとする説もささやかれている。
- イラストには3本の列柱が描かれており、その形はアニメZEXALシリーズで先史遺産を使用したIIIの名を表すローマ数字によく似たものとなっている。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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