《占術姫アローシルフ/Prediction Princess Arrowsylph》 †
リバース・効果モンスター
星4/風属性/天使族/攻1000/守1400
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える。
コレクターズパック−運命の決闘者編−で登場した風属性・天使族の下級リバースモンスター。
リバースした場合に儀式魔法のサーチ・サルベージを行う誘発効果を持つ。
類似効果を持つ《マンジュ・ゴッド》や《ソニックバード》に比べると、通常召喚時に使えないため1テンポ遅れやすく単純な使い勝手では劣る。
こちらはサルベージも可能ではあるが、通常は2枚目以降の儀式魔法をサーチした方が手っ取り早い。
従ってこのカードを採用する場合は、占術姫のサポートカードやリバースモンスターであることを活かすべきだろう。
展開自体は《占術姫コインノーマ》からリクルートするのが最も手っ取り早く、あちらの効果を発動したターンでも効果を発動できる。
《ジャンクスリープ》なら《占術姫コインノーマ》と合わせてリバースした場合の効果を繰り返し使える。
- 「シルフ(Sylph)」とは、錬金術師パラケルススが記した四大元素を司る四大精霊のうち、風を司る精霊のことである。
中性的な外見やか細い少女として描かれることが多く、前者はエリアルが該当し、後者はファンタジー作品などが該当する。
また、シルフはエルフの一種とされることがあり、「エルフの矢」という慣用句も存在する事から、弓の名手や弓鍛冶の達人として扱われるファンタジー作品も多い。
「アロー」と名がついているのは、そこから来たものだろう。
日本の初期のTRPGで精霊使いが扱える魔法の中にある、シルフに矢を運ばせる「シュートアロー」からとった可能性もある。
- 厳密に言えばシルフは男性系で、女性系はシルフィードと呼ぶのだが、何故か《シルフィード》は男性で、こちらは女性の外見という謎の逆転現象が起きている。
- 弓矢を使った占いは古くから存在し、古代のエジプトやユダヤで行われていたものはタロットカードの起源になったという説もある。
日本においても、弓を射て新年の吉凶を占う神事が現在も行われている。
- アニメZEXALIIにはモチーフを同じくする効果モンスター《Vシルフィード》が登場している。
関連カード †
─四精霊
収録パック等 †
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