《戦華史略−矯詔之叛/Ancient Warriors Saga - Deception and Betrayal》 †
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札から「戦華」モンスター1体を特殊召喚し、自分はそのモンスターのレベル×100ダメージを受ける。
(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、
フィールドの「戦華」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの属性を任意の属性に変更する。
相手フィールドのモンスターを対象として発動した場合、
さらにそのモンスターのコントロールを得る事ができる。
DIMENSION FORCEで登場した永続魔法。
手札から戦華を特殊召喚し、そのモンスターのレベルに比例した効果ダメージを受ける効果、魔法&罠ゾーンのこのカードを墓地へ送り、フィールドの戦華の属性を変更でき、そのモンスターが相手フィールドに存在するなら更にコントロールを得られる効果を持つ。
(1)は手札の戦華を特殊召喚し、そのモンスターのレベル×100のバーンを受ける効果。
効果ダメージと引き換えだが【戦華】の展開力を補強できる。
バーンに関してはレベル8でも800と終盤でもなければ殆ど気にならない。
(2)は戦華モンスターの属性を変更し、そのモンスターが相手フィールドに存在するなら更にコントロール奪取する効果。
前半の属性変更のみではディスアドバンテージだが、《戦華盟将−双龍》のリンク素材の調整や《戦華史略−孫劉同盟》など2種類以上の属性を求められる効果の補助になる。
後半の効果は基本的にコントロールの移った《戦華の叛−呂奉》に使用することになる。
相手エンドフェイズに《戦華の叛−呂奉》のコントロールが移ることを防ぐのは非常に難しかったが、このカードがあればそれもケアできる。
- カード名の「矯詔」は、「偽造した詔」という意味。
イラストは、漢王朝皇帝・献帝の快気祝いのために未央宮に呼び出された董卓が、偽造された董卓討伐の詔を手に叛逆してきた呂布と対峙しているシーンだろう。
この場面で裏切った呂布に董卓は誅殺され、暴政を行った罪で董一族は悉くが処刑された。
- (2)の効果は、攻撃力の大小に関係なく相手の呂布を裏切らせる事ができるため、密かに呂布を説き伏せて暗殺計画に加担させた漢の政治家・王允を意識したものだと思われる。
- 王允は董一族を処刑して政権を手にしたが、残党である董卓軍閥の掌握に失敗し、賈クの献策を受けた残党たちに叛逆される。
鎮圧のため差し向けた呂布も他の味方の裏切りなどによって敗北し、王允は処刑され呂布も手勢と共に流浪する羽目になる。
関連カード †
―(1)の類似効果
―(2)の類似効果
―イラスト関連
レベル別に見たメインデッキの戦華モンスター †
―レベル4
―レベル6
―レベル7
―レベル8
収録パック等 †
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