《閃こう竜 スターダスト/Stardust Spark Dragon》 †
※「こう」は機種依存文字のため、ルビで代用しています。正しくは「玉偏に光」。
シンクロ・効果モンスター
星８/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
１ターンに１度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード１枚を選択して発動できる。
選択したカードは、このターンに１度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
遊戯王5D's 第５巻 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
１ターンに１度、自分フィールドのカード１枚に１度だけ破壊されない耐性を付与する誘発即時効果を持つ。
効果は耐性を与えるものであり、元となった《スターダスト・ドラゴン》と類似しているが運用は大きく異なる。
戦闘破壊耐性としても付与できるため、自身に付与すればレベルの割に低いステータスをカバーできる。
１回分の耐性しか付与できないものの、破壊効果にチェーンして発動できるため、実質単体除去を１回無効にできるのと同等である。
《安全地帯》とは相性が良く、あちらで耐性を付与しつつ自身の効果で《安全地帯》を守ることができる。
自分の全体除去で相手のカードを破壊しつつ、自分の特定のカードをフィールドに残すことも可能。
その他自壊するモンスターの破壊を防ぎ、フィールドに維持することも可能。
《スターダスト・ドラゴン》と比較すると、先述した戦闘破壊耐性としても使える点、あちらが対応できない《ディメンション・マジック》等の効果発動時に破壊が確定しない効果やチェーンブロックを作らない破壊に対しても、あらかじめ効果を使用しておけば破壊を回避できる点では勝る。
自身をリリースしない点はフィールドをがら空きにしないメリットになるが、そのまま自身が除去か戦闘破壊されるリスクも負うデメリットにもなる。
《マクロコスモス》や《次元の裂け目》とも相性は悪くなく、同じレベルを持つ《ゼラの天使》と使い分けることができる。
一方で破壊効果に対して「無効にして破壊」できないため、モンスター効果による除去への牽制力が劣る。
特に《ダーク・アームド・ドラゴン》のように１ターン内で複数回の破壊を行えるカード相手にはほぼ無力である。
全体除去を使われた際にも、除去そのものは止められず自身か他の１枚を残すかの選択を迫られる。
こちらは光属性のため、戦闘破壊を狙ってきた相手を《オネスト》で返り討ちにしたり、多くの属性サポートカードを利用できる。
【ライトロード】においては《裁きの龍》との相性も良く、サポートカードも共有しやすい。
総じて《スターダスト・ドラゴン》の弱点を補完できる効果とも言えるので、フィールドや相手のデッキの状況によって使い分けると良いだろう。
- ちなみに、両者が対峙した場合は戦闘破壊耐性によりこちらが一方的に勝つ。
- 攻撃名は「流星閃撃」（ブレス）と「流星突撃」（突進）、効果名は「波動音壁」。
アニメ版の《レッド・デーモンズ・ドラゴン》と同様に通常の攻撃名が２種類存在する珍しいモンスターである。
- 「遊星vsゴドウィン」戦においては攻撃名の読みが《スターダスト・ドラゴン》と同じ「流星閃撃」となっていた。
その他、装備魔法《不死鳥の闘翼》装備時の攻撃名は「流星不死鳥突撃」、《集いし光》での強化時の攻撃名は「結束の流星突撃」、速攻魔法《シューティング・ミラージュ》発動時の効果名は「流星幻閃撃」と、状況に応じて変化が目立った。
- シンクロ召喚時の口上は「星海を切り裂く一筋の閃光よ！！魂を震わし世界に轟け！！シンクロ召喚！！《閃こう竜 スターダスト》！！」。
「遊星vsセクト」（２戦目）では、「世界に轟け！！」の部分が「世界に！！仲間に！！友の心に響け！！」となっている。
試練において神官が石版から呼び出した際は「星々の頂より我らが地平に身を移したまえ」。
- 上記の通り「遊星vsレクス・ゴドウィン」戦のデュエル中に、「真の姿」であるシンクロ・チューナーに覚醒している。
ただし遊星自身は「思い出した」と述べており、単行本９巻の欄外マンガで「漫画ではテキストにチューナーと記載していなかった抜け道を利用した」と説明されている事から、登場人物が把握していなかっただけで元からシンクロ・チューナーだったと思われる。
- 当初は《煌星竜 スターダスト》という名称が考えられていたが、既に《ＢＦ−煌星のグラム》が登場していたため、変更となった。
- 「閃こう」という単語は存在しないが、当初の名称・《えん魔竜 レッド・デーモン》と共通で「王」を漢字の構成として含んでいるため、「王」＋「閃光」を捩った造語だと考えられる。
なお、「こう」の漢字は「玉（ぎょく：ヒスイ、宝石）」を意味するが、この意味と関連性は見られない。
関連カード †
―《閃こう竜 スターダスト》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Ｑ：戦闘破壊と効果破壊をそれぞれ１回ずつ回避できますか？
Ａ：いいえ、合計して１度のみです。(13/01/04)
Ｑ：ダメージステップ時に効果を発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。(13/01/05)
Ｑ：対象に選択したカードが効果処理時に裏側表示になっていた場合でも、破壊耐性は適用されますか？
Ａ：はい、適用されます。(13/12/21)
Ｑ：このカードの効果を受けたカードがその後裏側表示になった場合、破壊耐性は適用されますか？
Ａ：いいえ、適用されません。(13/12/21)
Ｑ：このカードの効果の対象になったカードに対して《エネミーコントローラー》等をチェーンされ効果処理時に相手フィールドに存在する場合、破壊耐性は適用されますか？
Ａ：はい、適用されます。(13/01/04)
Ｑ：このカードの効果が適用されているモンスターが戦闘またはカードの効果で破壊される場合、必ずこのカードの効果を適用させなければなりませんか？
Ａ：はい、その場合必ず適用させる必要があります。(13/01/04)
Ｑ：同一のカードを対象に２体の《閃こう竜 スターダスト》が効果を発動した場合、対象となったカードは２回まで破壊されずに残りますか？
Ａ：いいえ、１度しか適用されません。(13/01/04)
Ｑ：《閃こう竜 スターダスト》の効果で破壊を免れたカードがフィールドに存在します。
同一ターン中にそのカードを対象に２体目の《閃こう竜 スターダスト》が効果を発動した場合、対象となったカードは２回目も破壊されずに残りますか？
Ａ：はい、その場合ですと破壊されない効果は適用されます。(13/01/04)
Ｑ：《閃こう竜 スターダスト》の効果を受けた《ダーク・リゾネーター》がフィールドに存在します。
この場合、《ダーク・リゾネーター》と《閃こう竜 スターダスト》の効果で２回戦闘で破壊されずに残りますか？
Ａ：いいえ、１度だけ戦闘破壊されない効果は累積しませんので適用されません。(13/01/05)
Ｑ：《閃こう竜 スターダスト》の効果を受けた《シールド・ウィング》がフィールドに存在します。
この場合、《シールド・ウィング》と《閃こう竜 スターダスト》の効果で３回まで戦闘で破壊されずに残りますか？
Ａ：いいえ、破壊されない効果は重複しませんので、１度目の戦闘によって破壊されることが確定した時点で《閃こう竜 スターダスト》の破壊されない効果が適用されてしまいます。
《シールド・ウィング》の効果で２回目の破壊は免れられますが、３回目の破壊は防げません。(13/01/05)
Ｑ：《閃こう竜 スターダスト》の効果を受けた《クロック・リゾネーター》が表側守備表示でフィールドに存在します。
この場合、《クロック・リゾネーター》と《閃こう竜 スターダスト》の効果を、効果破壊と戦闘破壊の２回の異なる破壊にそれぞれ適用して、破壊されずに済むことはできますか？
Ａ：いいえ、１度だけ破壊されない効果は累積しませんので、１度効果破壊または戦闘破壊のどちらかを防いだ後は、２度目の破壊は防げず破壊されます。(13/01/05)
Ｑ：《閃こう竜 スターダスト》の効果を受けたモンスターがユニオンモンスターを装備しています。
この場合、《閃こう竜 スターダスト》の効果で破壊を免れるのとユニオンモンスターが破壊される処理は、同時に行われますか？
Ａ：いいえ、ユニオンモンスターは破壊の処理が行われるときに代わりに破壊します。
この場合《閃こう竜 スターダスト》の効果で破壊を免れていますので、ユニオンモンスターは残ったままです。(13/01/07)
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