《早すぎた埋葬/Premature Burial》 †
装備魔法(禁止カード)
(1):800LPを払い、自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した装備魔法。
ライフコストを払い、自分のモンスターを攻撃表示で蘇生してこのカードを装備する効果と、自身が破壊された時に装備モンスターを破壊する効果を持つ。
《死者蘇生》と比べるとライフコストがあり、相手の墓地のモンスターは選べず、攻撃表示でしか出せず、破壊されると自壊するデメリットもついてくる。
しかし、装備魔法故にフィールドに残り、「破壊しなければ」自壊が発生しないため、《霞の谷のファルコン》等でのバウンスによる再利用が狙える。
《光帝クライス》を蘇生し、自身とこのカードを破壊対象にしてドローするなどコンボの拡張性にも優れている。
加えて《アームズ・ホール》で手軽にサーチ・サルベージできる点が大きく、これ1枚を最大4回使用することも可能。
《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》との相性も良く、これを蘇生し装備カードとなったところで、効果で墓地へ送れば、エンドフェイズ時まで攻撃力を倍にできる。
- イラストは、OCGでは赤い十字マークの下から埋められた人が顔と手を出しているものになっているが、TCGでは十字が赤い○マークになっている。
十字架は六芒星とならびTCGにおいて規制されやすいマークだが、このような修正はかなり珍しい。
- 過去には検死技術の不完全さから、実際に「早すぎた埋葬」が行われる事があったとされる。
埋葬された者が棺の中で目を覚まして脱出した、といった噂がしばしば流れており、これが死者復活(→吸血鬼やゾンビ・グールなど)の伝承となったと言われている。
アメリカの小説家エドガー・アラン・ポーの作品『早すぎた埋葬(早まった埋葬)(The Premature Burial)』は、その出来事を題材とした作品である。
- アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「早すぎたmy soul」という名前が確認できる。
他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
関連カード †
―派生・パロディカード
―類似カード名
―対象をとる効果
―対象をとらない効果
収録パック等 †
FAQ †
Q:《ザ・キックマン》等、特殊召喚成功時の任意効果は発動できますか?
A:発動できます。
Q:《激流葬》《地獄の暴走召喚》等、特殊召喚成功時に他のカードの効果は発動できますか?
A:発動できます。
Q:自分のフィールドに《リビングデッドの呼び声》がセットしてある状態で《早すぎた埋葬》を発動し、墓地の《クリッター》を選択しました。
相手はそれにチェーンし、《リビングデッドの呼び声》を対象に《サイクロン》を発動しました。
さらに自分はそれに《リビングデッドの呼び声》をチェーンし、墓地の《クリッター》を選択しました。
この結果、《早すぎた埋葬》で選択した《クリッター》は対象になった後一度フィールドに出て改めて墓地へ置かれる事になります。
《早すぎた埋葬》での蘇生は通常通り処理されるのでしょうか?
A:《クリッター》は一度墓地を離れていますので、《早すぎた埋葬》は不発になります。(07/12/09)
Q:フィールドに《早すぎた埋葬》を装備したモンスターが居ます。
別のモンスターに対し《力の集約》を発動した場合、どうなりますか?
A:《早すぎた埋葬》は対象不適切となり破壊されます。
装備モンスターもその時に破壊されます。
Q:《早すぎた埋葬》にチェーンして《力の集約》を発動した場合、対象としたモンスターは蘇生されて破壊されますか?
それとも、そもそも特殊召喚されませんか?
A:モンスターが蘇生されるのは、効果処理時です。
この場合は逆順処理で《早すぎた埋葬》の効果処理時に来る前に破壊されるため、モンスターは特殊召喚されません。
Q:《ホルスの黒炎竜 LV6》を蘇生した場合、《ホルスの黒炎竜 LV6》はこのカードが破壊されたときどうなりますか?
A:「魔法カードの効果を受けない」ので、破壊されません。
Q:装備モンスターが《明鏡止水の心》・《サイバー・フェニックス》の効果を受けていた場合、どうなりますか?
A:その場合、それらのカードが持つ効果により装備モンスターは《早すぎた埋葬》の効果を受けず、破壊されません。
Q:《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》がフィールドにいても、このカードで墓地のドラゴン族を対象に選択でき、蘇生できますか。
A:はい、可能です。
Q:《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》が居るときにドラゴン族を蘇生した場合、どうなりますか?
A:《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》は「対象にされない」効果です。
「既に対象にされている」場合はその効果を打ち消すことができないため、《早すぎた埋葬》が破壊されたときドラゴン族も破壊されます。
Q:《鉄の騎士 ギア・フリード》をこのカードで蘇生しました。
そして発動する誘発効果にチェーンして《非常食》で《早すぎた埋葬》を処理した場合、《鉄の騎士 ギア・フリード》は完全蘇生になりますか?
A:はい、完全蘇生になります。
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