《地縛戒隷 ジオグラシャ=ラボラス/Earthbound Servant Geo Grasha》 †
融合・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守1800
「地縛」融合モンスター+「地縛」Sモンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
そのモンスターの攻撃力・守備力を0にする。
(2):相手モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(3):表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから「地縛」モンスター1体を特殊召喚する。
ANIMATION CHRONICLE 2023で登場した闇属性・悪魔族の融合モンスター。
融合召喚でしか特殊召喚できない効果外テキスト、戦闘を行うダメージステップ開始時相手モンスターの攻撃力・守備力を0にする誘発効果、相手モンスターが破壊された場合に相手フィールドのカードを全て破壊する誘発効果、相手によってフィールドから離れた場合にデッキ・エクストラデッキから地縛モンスター1体を特殊召喚する誘発効果を持つ。
効果外テキストによって融合召喚に限定されるため、自身の(3)や《異界共鳴−シンクロ・フュージョン》、《地縛神 スカーレッド・ノヴァ》では特殊召喚できない点に注意。
融合素材は地縛融合モンスターとシンクロモンスターであり、《異界共鳴−シンクロ・フュージョン》で同時に展開することが可能。
その場合、融合召喚効果を持つ《地縛戒隷 ジオグレムリン》と《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》か《地縛戒隷 ジオクラーケン》で融合召喚するとよい。
後述の通り(3)によって《地縛戒隷 ジオグレムリン》を特殊召喚すれば墓地の同名カードを融合素材にすることもあるだろう。
あるいは《轟雷帝ザボルグ》などで融合素材を墓地へ送って、《暗黒界の登極》・《ミラクルシンクロフュージョン》で墓地融合するのも手か。
(1)は戦闘を行う相手モンスターの攻守を0にする効果。
これによりほぼ確実に戦闘破壊を行え、(2)の全体除去を誘発できる。
攻撃表示モンスターと戦闘すれば直接攻撃と同等の3000ダメージを与えられる。
攻撃する時だけでなく攻撃を受ける時にも適用され、実質的な戦闘破壊耐性を持っているとも言える。
ただし誘発効果であることから、発動した効果を受けない耐性には通用しない。
またタイミングがダメージステップ開始時であり、その後に発動・適用されるダメージ計算時の誘発効果や永続効果によって戦闘破壊され得る点には注意が必要。
(2)は相手フィールドのカードの全体除去。
相手モンスターの破壊であればトリガーは戦闘・効果を問わない。
そのため、(1)を用いた戦闘破壊だけでなくモンスター除去効果を実質的な全体除去に変換できる。
(3)は地縛モンスターの特殊召喚効果。
トリガーは受動的であるものの、かなり自由に地縛モンスターを特殊召喚できる。
墓地へ送られることをトリガーに《地縛戒隷 ジオグレムリン》を特殊召喚すれば墓地のこのカードとでバトルフェイズにもう1度同名カードを融合召喚し直すことも可能。
《神縛りの塚》とは相性が良く、(1)の実質的な戦闘破壊耐性に加え、効果の対象および効果破壊への耐性を得ることができ、場持ちが良くなる。
また、攻撃表示の相手モンスターを戦闘破壊できれば、3000の戦闘ダメージとあちらのバーンで合計4000ものダメージを与えられる。
さらに、何らかの方法でフィールドから離されても、エクストラデッキから《地縛戒隷 ジオグレムリン》を特殊召喚し、効果で同名カードを展開するか、同じく《神縛りの塚》と相性の良い地縛神をデッキから特殊召喚できる。
- グラシャラボラスはグリフォンのような翼を生やした犬のような姿をしているとされる。
この事から、モチーフとなったのは「犬」の地上絵だろう。
このカードのイラストでも、このモンスターの地上絵が描かれている。
- 攻撃名に使われている「マイアズマ(miasma)」は、古代ギリシャ語で「汚染・穢れ・瘴気」などを意味する。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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