《超戦士の盾/Super Soldier Shield》 †
カウンター罠
(1):自分フィールドに「カオス・ソルジャー」モンスターが存在し、
フィールドのモンスターを対象とするモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの魔力カウンターを1つ取り除いて発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
ディメンション・オブ・カオスで登場したカウンター罠。
カオス・ソルジャーが存在する場合にモンスターを対象とするカードの発動を無効にして破壊する効果、魔力カウンターを取り除くことで墓地からセットできる効果を持つ。
(1)の効果により、カオス・ソルジャーが存在する場合に、モンスターを対象とする効果をノーコストで無効にできる。
しかし、《竜の精神》のほうが無効にできる範囲が広く、リンクモンスターである《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》以外すべてに対応している。
1ターンに複数回使える利点はあるが、現代では対象にとる除去自体が減少傾向のため、こちらを優先できるかはよく考えたい。
(2)の効果によりサルベージが可能であるが、《竜の精神》もライフコストを払えばサルベージできる。
こちらは《混沌の場》との併用により無理なく再利用できることが利点で、《混沌の場》がフィールドに存在している時に儀式召喚すれば大抵1つは魔力カウンターが乗っているため、すぐにこの効果を発動できる。
《竜の精神》は他のカードに頼らず発動できるが、2500LPというコストは決して軽くないので一長一短の関係にある。
ただし、(2)の効果を使った後で(1)の効果の発動条件を満たしている場合、存在が明白なこのカードを前に相手が対象をとる効果でモンスターを除去するとは考えづらく、牽制にしかならないだろう。
完全下位互換ではないものの、《竜の精神》の下位互換といっても差し支えない。このカード独自の利点がないわけではないが、やはり(1)の効果で無効にできる範囲が狭い点が痛い。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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