《盗人の煙玉/Smoke Grenade of the Thief》 †
装備魔法(禁止カード)
モンスターに装備されているこのカードがカードの効果によって破壊された時、相手の手札を確認して1枚捨てる。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した装備魔法。
装備状態で破壊された時に相手の手札を確認して捨てる効果を持つ。
装備モンスターには何の影響も及ぼさず、効果で破壊された時にピーピング・ハンデスを行う異色の装備魔法。
このカードが効果破壊される必要があるため、装備モンスターがフィールドを離れることでこのカードがルールによって破壊されると効果が発動しないという欠点がある。
単体では全体魔法・罠除去への抑止力にしかならないので、自分で積極的に破壊するのが基本運用となる。
古くは、自身に装備されたカードを破壊する《鉄の騎士 ギア・フリード》に装備することで、ノーコストの《押収》として運用されていた。
今日最も相性が良いのは、装備魔法3枚をデッキから装備できる《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》である。
《静寂のロッド−ケースト》と《盗人の煙玉》を装備し、《静寂のロッド−ケースト》の効果で《盗人の煙玉》を破壊してハンデスが可能。
【焔聖騎士】では、《焔聖騎士導−ローラン》を経由して《焔聖騎士帝−シャルル》をシンクロ召喚することで、デッキからこのカードを墓地へ送りつつ、エンドフェイズに墓地から装備して即座に破壊できる。
これにより《焔聖騎士帝−シャルル》の天敵となる壊獣等も対処できるため、【焔聖騎士】とは戦術的にも噛み合っている。
《光帝クライス》・《スクラップ・ドラゴン》・《幻影騎士団ブレイクソード》・《天空の虹彩》・《ドラゴニックD》、メタルフォーゼなど、自分のカードを破壊して除去やサーチなどを行うカードとは大体コンボになる。
破壊されるのがエンドフェイズと遅いが、《旗鼓堂々》なら単体でトリガーになる。
ただ、単体では何もできないコンボ前提のカードで腐りやすいため、展開の中で装備→破壊を自然にこなせる《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》と《焔聖騎士帝−シャルル》以外はあまり実戦的に使われたことはなかった。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手の手札を確認して捨てさせる効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(13/06/13)
Q:《王宮の勅命》が適用されている状況でモンスターに装備されている《盗人の煙玉》がカードの効果で破壊されました。
《盗人の煙玉》の効果は発動しますか?
A:《盗人の煙玉》の効果は、破壊されて墓地へ送られた後、その墓地にて発動しますので、《王宮の勅命》が存在している場合であっても、その墓地で発動する《盗人の煙玉》の効果は無効化されません。
したがって、ご質問の場合、《盗人の煙玉》の効果が必ず発動します。(19/11/17)
Q:《メカニカル・ハウンド》適用下で《盗人の煙玉》の破壊時に発動する効果はどうなりますか?
A:発動します。(10/07/25)
Q:《魔法族の里》適用下で魔法の発動ができない場合、《盗人の煙玉》の破壊時に発動する効果はどうなりますか?
A:発動します。(10/07/25)
Q:他のカードの効果によって、装備された状態で破壊され除外された場合、このカードの効果は発動しますか?
A:除外された場合には発動しません。(10/07/25)
Q:《盗人の煙玉》の破壊時に発動する効果に対して、《精霊の鏡》を発動することはできますか?
A:発動できません。(10/07/25)
Q:ダメージステップ中に効果で破壊された場合、どうなりますか?
A:その場合でも効果が発動します。(12/03/16)
Q:《マクロコスモス》がフィールド上に存在する時に効果で破壊され除外された場合でも発動しますか?
A:その場合でも効果が発動します。(14/02/03)
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