透破抜(すっぱぬ)き/Debunk》

カウンター罠
(1):手札・墓地でモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。

 EXTREME VICTORYで登場したカウンター罠
 手札墓地発動するモンスター効果無効にし除外する効果を持つ。

 手札から発動する手札誘発カードや、墓地発動する各種リクルーター墓地から自身を除外して発動する効果などを無効化できる。
 手札誘発も使わず墓地利用も行わないデッキはほとんど存在しないため、メタ範囲こそ限定的だが腐る危険性は低いと言える。

 だが、《増殖するG》を筆頭に、手札誘発自分ターン手札誘発を使用する側から見れば相手ターン)での展開を止めるためのものが多い。
 このカード罠カードという性質上、先攻後攻問わずターンプレイヤーの1ターン目には使用できず、手札誘発の最大の使用目的である「初手での展開の阻止」へのメタにならない。
 手札誘発メタとしてこれは大きな欠点であり、初手でも手札から発動できる《墓穴の指名者》に採用率で大きく水をあけられている。

 《墓穴の指名者》とは、「手札誘発墓地発動する効果へのメタを兼ねる」という点でも性質が似ている。
 墓地メタとして考えた場合、《墓穴の指名者》は「ダメージステップ発動できない」「自身を除外して発動する効果への対応が難しい」など、やや欠点が多い。
 墓地メタを重視しつつ、手札誘発メタとしての性能をある程度求めるならば、このカードも選択肢に上がるか。
 ただ、ライフコストこそ必要なものの、よりメタ範囲の広いカウンター罠である《神の通告》の存在は考慮すべきだろう。

  • 「透破」とは、後に忍者と呼ばれるようになる戦国時代の武術集団の事をさす。
    そして「透破抜き」は人の秘密や裏情報などを不意に明るみに出す意味で使われる。
    イラストでは《紫炎の足軽》《紫炎の寄子》の被っている笠が忍者に斬られ、隠していた小判や団子が露わとなっている。
    • 英語名「debunk」は「嘘を暴く・正体を暴露する・偽りを証明する」といった意味がある。

関連カード

―効果関連

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:《オネスト》モンスター効果の発動に対し、このカード発動した場合、墓地《オネスト》除外できますか?
A:いいえ、除外されません。(11/02/28)

Q:《王宮の鉄壁》適用中に、このカード発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/02/11)
  《オネスト》効果に対しても発動できません。(13/11/30)

Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》適用中に、《クリッター》効果に対してこのカード発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/02/11)

Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》適用中に、《オネスト》効果に対してこのカード発動できますか?
A:発動でき、モンスター効果の発動無効にできますが、手札から移動しているので墓地《オネスト》除外されません。(11/02/27)

Q:墓地へ送られて効果発動した《E・HERO アブソルートZero》に対してこのカード発動できますか?
A:はい、できます。(11/02/16)

Q:コスト除外される《馬頭鬼》《ネクロ・ガードナー》効果に対してこのカード発動できますか?
A:はい、可能です。(13/02/03)

Q:《マクロコスモス》が存在している時に手札《ハネワタ》を捨てて効果発動してその《ハネワタ》が既に除外されている場合でも、その効果チェーンをしてこのカード発動できますか?
A:はい、発動でき、無効になります。(13/05/02)


Tag: 《透破抜き》 カウンター罠

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