《破天荒な風/Blustering Winds》 †
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力・守備力は、
次の自分のスタンバイフェイズ時まで1000ポイントアップする。
STARTER DECK(2011)で登場した通常魔法。
発動した次の自分のスタンバイフェイズまで自分のモンスター1体を強化する。
一時的な単体強化を行うカードの中では、攻守の両方が上がるのが最大の特徴。
また、相手ターンでも上昇したままなのも利点である。
しかしその分《デーモンの斧》のようなサーチ手段がなく、またコンバットトリックへの転用ができない。
攻撃力だけでなく守備力もアップする点を活用したい。
例えば《野性解放》等とシナジーが見込める。
《ゴブリンエリート部隊》のような効果を持つモンスターならば、両方が上がる効果を最大限に活用できる。
攻守を同値アップさせるため、機巧の効果の発動を阻害しない。
- 破天荒とは、今まで誰もしなかったことをすること、つまり前人未到の偉業を成し遂げることを意味する。
現在では逆に、悪い意味で荒々しく型破りな人物をこう呼ぶことがあるが、本来そういった意味はない。
劇場版「遊☆戯☆王〜超融合!時空を越えた絆〜」にて、遊戯は手札をすべて伏せた十代に対し、「思い切った戦術だ。十代、君は全く破天荒なデュエリストだな」と前者の意味で使っている。
英語名は単に「荒れ狂う風」で、「破天荒」のニュアンスはあまり反映されていない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ・漫画ZEXALにおける「遊馬vs凌牙」(1戦目)にて遊馬が使用。
《ゴゴゴゴーレム》の攻撃力をアップさせた。
その後も、アニメ・漫画の「vsカイト」(1戦目)、「vs矢最豊作」戦、アニメZEXALIIの「vsアリト」(1戦目)で使用されているが、いずれもモンスターの戦闘破壊に失敗している。
その後漫画ZEXALの「遊馬vsアストラル」戦で《No.39 希望皇ホープ》に使用した際に、初めてモンスターの戦闘破壊に成功している。
- 「遊馬vs風也」戦前に散らばった遊馬のデッキを見るかぎり、初期の彼のデッキには最低でも2枚入っていたようだ。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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