《罰ゲーム!/Penalty Game!》 †
通常罠
相手の手札が4枚の時、次の効果から1つを選択して発動する。
●相手は次のドローフェイズにカードをドローできない。
●このターン相手は魔法・罠カードを発動できない。
FLAMING ETERNITYで登場した通常罠。
相手の手札が4枚の時に「相手は次のドローフェイズにドローできなくなる」「このターン相手の魔法・罠カードの発動を封じる」のいずれか1つを選んで発動する効果を持つ。
2つの効果を選んで使用できるが、前者のドローフェイズにドローできない効果に関しては《刻の封印》と似通っている。
確実なドロー潰しで、《強烈なはたき落とし》のように墓地アドバンテージも稼がせない利点はあるが、《刻の封印》と同様に遅効性の効果であり、そのターンで攻め切られてしまえばそれまでである。
相手の手札4枚という限られた条件に見合っているとは言い難い。
一方、後者の効果は魔法・罠カードの発動を封じるというもので、こちらはかなり強力。
そのターン限りと封じる期間こそ短いものの、1ターン展開を止められるだけでも試合展開が大きく変わるのが現環境であり、効力は充分である。
特に先攻1ターン目にこのカードをセットすれば、後攻の相手が初期手札6枚からカードを使っていき4枚になったタイミングで発動でき、以降の魔法・罠カードによる展開を封じられる。
前者の効果目当てなら《刻の封印》で十分な為、基本的には後者の効果を狙うべきだが、前者の効果も決して悪いものではなく、選択肢としてあること自体は評価できる。
相手の手札が4枚も残っている時点で前者を選ぶケースはかなり限られるが、複数枚引いてしまっても発動条件を満たしていれば2枚までは連続発動でき、腐らないのは明確な利点である。
ただ、やはり手札4枚という発動条件がネックで、上記の後攻1ターン目以外では自然に発動することが難しい。
先攻でセットできた場合でも、手札コストを含むカードや手札融合などで1度に2枚以上手札を減らすことは可能であり、相手にこのカードを警戒されると手札を4枚にしないようにして腐らせられやすい。
相手にドローさせるデメリットのあるカードを併用すれば発動条件を満たすことも可能だが、やはりそれなりにリスクはある行為である。
発動できたとしても「手札が4枚になって以降の魔法・罠カードの発動禁止」と完全に相手の妨害ができている訳ではなく、これを見越して動くことで被害を軽減されることはあり得る。
うまく使うにはこの辺りのフォローが必要になってくるだろう。
- 原作・アニメにおいて―
「罰ゲーム!」とは、闇のゲームでルールを破った相手や敗者に罰を与える、初期の闇遊戯の決めゼリフである。
他、千年アイテムを持つシャーディ・ペガサス・バクラ・マリクも行っている。
ちなみに海馬も、DEATH-Tにおいて双六・モクバにバーチャルリアリティーによる疑似的な罰ゲームを執行している。
関連カード †
―イラスト関連
―罰ゲーム関連
―その他のリンク
収録パック等 †
FAQ †
Q:1つ目の効果を選択し、ドローフェイズにドローできないターンのドローフェイズに《攪乱作戦》や《手札断殺》を発動できますか?
A:いいえ、ドローする効果を含む効果を発動できません。(09/01/16)
Q:1つ目の効果を選択し、ドローフェイズにドローできないターンのドローフェイズに、《砂漠の光》の効果で《メタモルポット》がリバースした場合はどう処理しますか?
A:手札を全て捨てる効果は適用されますが、相手はドローする事ができません。(13/05/04)
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