《彼岸の巡礼者 ダンテ/Dante, Pilgrim of the Burning Abyss》 †
融合・効果モンスター
星９/光属性/天使族/攻2800/守2500
カード名が異なる「彼岸」モンスター×３
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1)：このカードは相手の効果の対象にならない。
(2)：１ターンに１度、手札の「彼岸」カード１枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから１枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3)：フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、
または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
相手の手札をランダムに１枚選んで墓地へ送る。
EXTRA PACK 2015で登場した光属性・天使族の融合モンスター。
カードの効果の対象にならない永続効果、彼岸カード１枚を手札コストとして墓地へ送る事で１枚ドローする誘発即時効果、相手によって除去された場合に相手の手札を１枚ランダムに墓地へ送る誘発効果を持つ。
(1)の効果は対象をとる効果に対する耐性。
《強制脱出装置》等の汎用除去カードで除去されず、高攻撃力ということもあり場持ちが良い。
しかし、《奈落の落とし穴》等の対象をとらない効果には除去されるため、過信は禁物である。
(2)の効果はフリーチェーンの手札交換。
この効果の真価はドローの方ではなく相手ターン中に手札の彼岸カードを墓地へ送ることができる点にある。
《彼岸の悪鬼 ハックルスパー》でエンドサイクを行ったり、相手モンスターの展開に合わせて《彼岸の悪鬼 ファーファレル》や《彼岸の悪鬼 アリキーノ》で妨害したりと、様々な活用が可能。
《彼岸の悪鬼 ドラゴネル》でデッキトップに置いたカードを即座にドローする事もできる。
(3)の効果は自身が墓地へ送られた場合に発動するハンデス。
発動条件が受動的なので、相手に除去を躊躇わせる抑止力としての意味合いが強い。
弱点となるバウンスや除外の多くは(1)の耐性で防げるものの、《奈落の落とし穴》のような抜け穴も多々あるため、過信は禁物。
また、ボード・アドバンテージに直結しない事から構わず除去される危険性も高いので、注意が必要である。
総じてフィニッシャーとなり得る効果やステータスを持つが、重い召喚条件が足を引っ張る。
融合素材として３体ものモンスターを要求し、しかも同名カードを使用することができない。
手札消費の荒い彼岸で融合素材と(2)の手札コストを用意するのは難しく、万が一融合召喚直後に除去されようならば、致命的なディスアドバンテージを負う事になる。
そもそもこのカードを融合召喚できる場面なら《彼岸の旅人 ダンテ》などのランク３エクシーズモンスターを複数並べて一斉攻撃した方が手っ取り早く、無理してこのカードを出してもオーバーキルになる場合も多い。
使用するならばエクシーズ素材を使い切った《彼岸の旅人 ダンテ》を融合素材にするなどして可能な限りディスアドバンテージを軽減できるよう努めたい。
《死魂融合》で墓地融合するのも良く、相手ターンでの動きを奇襲的に狙える。
- 「Pilgrim」とは「巡礼者」・「放浪者」・「修験者」のこと。
関連カード †
―《彼岸の巡礼者 ダンテ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《彼岸の巡礼者 ダンテ》 モンスター 融合モンスター 効果モンスター 星9 光属性 天使族 攻2800 守2500 彼岸 ダンテ 正規の方法以外での特殊召喚不可