《飛翔するG/Flying "C"》 †
効果モンスター
星3/地属性/昆虫族/攻 700/守 700
相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、
このカードを手札から相手フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードのコントローラーはエクシーズ召喚できない。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した地属性・昆虫族の下級モンスター。
相手が召喚・特殊召喚に成功した時に相手フィールドに特殊召喚できる誘発効果、コントローラーのエクシーズ召喚を封じる永続効果を持つ。
手札誘発ゆえに奇襲性は高く、あらゆる召喚・特殊召喚に対応するために発動機会は多い。
そのまま相手フィールドに居座りエクシーズ召喚を妨害するのだが、シンクロ召喚やリンク召喚で簡単に処理されてしまう。
また、エクシーズ召喚をうまく阻害できたとしても、手札を使って相手にアドバンテージを与えてしまっているので、その後の対処が問題となる。
このカードを維持し続けると自分の直接攻撃・全体除去も諦めることになるため、切り捨てのタイミングも重要となるだろう。
《ジュラック・グアイバ》など戦闘破壊をトリガーとするモンスターを多用するデッキならば、メインデッキからの採用も検討できる。
相手デッキに依存せず、戦闘破壊可能なモンスターを送りつける事ができるので、展開の起点にできる。
表側守備表示で送りつけを行えるものとしては、速度・汎用性共に高めであるため、通常では発動しにくい《XX−セイバー フラムナイト》や《ニトロ・ウォリアー》の効果を活かす事ができる。
特に【昆虫族】ならば《スパイダー・スパイダー》との相性が抜群で、相手のエクシーズ召喚を妨害しつつ、返しのターンで戦闘破壊できれば《スパイダー・スパイダー》の効果を発動できる。
ここに《大樹海》が発動しているならば、さらにレベル3のモンスターをサーチでき、大きなアドバンテージを獲得できるだろう。
- 《黒光りするG》・《増殖するG》に続く「G」のカード。
カード名通り飛翔するイラストはまさにゴキブリそのものであり、苦手な人には辛い。
ちなみに森林などに生息する種類のゴキブリは普通に飛行できるが、民家などで見かける種は飛翔するどころか基本的に滑空が多少できるのみであり、しかも自身が危機を感じるまでそのことを忘れている。
机などを用いた一般的なデュエルでは、手札はフィールドより上で持つ形になるため、そこから相手フィールドに向けて滑空していくというイメージだろうか。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは23/02/21から期間限定でエクシーズフェスティバルが開催されていたが、初日はエクシーズ召喚メタのこのカードが跋扈し、企画そのものを潰しかねない存在と化していた。
運営側も見過ごす事はできず、翌日の22日に禁止カードに指定された。
ただ、前回のエクシーズフェスティバルでは規制されていたことを踏まえると、イベント限定リミットレギュレーションからこのカードが漏れていたのは運営側のミスの可能性が高い。
関連カード †
―相手フィールドに移動するモンスター
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?
A:相手フィールドに特殊召喚できる効果は誘発効果、エクシーズ召喚できない効果は永続効果です。(13/04/22)
Q:このカードが自分フィールドに存在する場合に《高等紋章術》を発動できますか?
A:いいえ、できません。(13/04/20)
Q:このカードが自分フィールドに存在する場合にRUMを発動できますか?
A:いいえ、できません。(13/06/21)
Q:ダメージステップ中にこのカードの効果を発動できますか?
A:いいえ、できません。(13/04/20)
Tag: 《飛翔するG》 効果モンスター モンスター 星3 地属性 昆虫族 攻700 守700