氷結界(ひょうけっかい)修験者(しゅげんじゃ)/Pilgrim of the Ice Barrier》

効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻1500/守1000
(1):このカードは攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。

 DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−で登場した水属性戦士族下級モンスター
 攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘破壊されない永続効果を持つ。

 同じ戦士族である《翻弄するエルフの剣士》と全く同じ効果を持つ。
 違う点は、氷結界サポートを受けられる、水属性である、攻撃力が100ポイント高く守備力が200ポイント低い、という点で、主に前者2つがメリットになる。
 逆に攻撃力1500であるため、奈落断絶両方の落とし穴に落ちる。

 【氷結界】では数少ない単体で効果が発揮できる氷結界であり、《ウォーターワールド》適用下では、事実上戦闘破壊できないアタッカーとして機能する為、【氷結界】だけでなく《ウォーターワールド》を採用する意義があるタイプの【水属性】では重宝する。
 サーチサルベージ可能なステータスを持つモンスターの都合上ピン挿しでもある程度機能するのも大きい。
 他の氷結界戦士族レベルモンスターと併用出来れば、水属性のため《バハムート・シャーク》に、また戦士族のため《H−C エクスカリバー》等にも繋ぐ事ができる。
 よって《氷結界の武士》《氷結界の浄玻璃》を採用した【氷結界】ならば上記の戦法を採用し、拡張性を高めることができる。

  • 修験者とは、役小角を祖と仰ぐ日本仏教の一派「修験道」の修行者のこと。
    彼らは「山伏」とも呼ばれ、独特の服装に加え、笈(仏具などを入れて背に負う箱)、金剛杖、法螺などを持ち、山野をめぐり歩いて修行する。
    日本におけるシャーマンの一種であり、氷結界には交霊師舞姫等のシャーマン系列の名称を持つモンスターが存在する事から、このカードもその内の1体なのだろう。
  • コナミのゲーム作品において―
    DUEL TERMINAL NEXTにおけるアドベンチャーモード、「魔轟神復活!!」に登場。
    グングニールの封印を唆されて解いてしまったプレイヤーを励ましてくれる。
    守備表示の際にはイラスト通り結界を作る演出が見られる。
  • 海外版が登場する前のゲーム作品では、英語名は《Acolyte of the Ice Barrier》だった。
    「Acolyte」とは、キリスト教のカトリックにおける「侍祭」「ミサ答え」であり、日本名の「修験者」とは意味合いが異なる。
    現在の「ピルグリム(Pilgrim)」は「巡礼者」「霊場参拝者」という意味になる。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《氷結界の修験者》 効果モンスター モンスター 星4 水属性 戦士族 攻1500 守1000 氷結界

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