《磨破羅魏/Maharaghi》 †
スピリットモンスター
星4/地属性/岩石族/攻1200/守1700
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードが召喚・リバースした時に発動する。
次の自分のドローフェイズのドロー前に自分のデッキの一番上のカードを確認して
デッキの一番上または一番下に戻す。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した地属性・岩石族の下級スピリットモンスター。
スピリットモンスター共通の召喚条件・誘発効果と、自分のデッキトップのカードを操作する誘発効果を持つ。
デッキトップを操作してキーカードをドローする確率を上げることができる。
しかし、デッキトップを操作できるのが次の自分のドローフェイズと遅く、召喚したターンのドローやデッキトップを参照するカードとコンボできない。
次のターンまで待っても直接的なアドバンテージを得られず、デッキトップを操作しても目当てのカードか引けないことも普通に起こりうる。
使いまわしこそできないが、《イピリア》であれば召喚したターンにドローしつつ、次のターンには2枚目のカードをドローできる。
総じて、召喚権を使ってまで発動したい効果とは言いがたい。
- イラストは縄文時代の頃に土で作られた人形「遮光器土偶」によく似ている。
日本の土偶は地母神を象った物で、邪那美神(イザナミノミコト)と関係のあるもの、またはイザナミ自身であると言われている。
イザナミは土を食べ、火傷により死亡し、体が腐敗し欠損している。
土偶を土で作り、火を通し、故意に胴体の一部分を壊すのはこのためである。
- モチーフはおそらくフィクション作品に登場する「アラハバキ」だと思われる。
アラハバキは主に東北地方において伝えられている神であり、古くから信仰されていたのだが、その詳細については現在でもわかっていない。
そういった事情から、過去のフィクション作品では『東日流外三郡誌』に書かれた「遮光器土偶はアラハバキを模したものである」という旨の記述に基づき、遮光器土偶をイメージソースにしたアラハバキが描かれる事が多かった。
なお、『東日流外三郡誌』は1999年の調査で偽書と結論づけられており、「遮光器土偶はアラハバキを模したものである」という考古学上の根拠も現在再発見されてはいない。
ちなみにKONAMIのゲーム作品である『悪魔城ドラキュラ 白夜の協奏曲』にも遮光器土偶をモチーフとした「アラハバキ」が登場している。
- 「磨破羅魏」というカード名の由来は不明。
スワヒリ語で「マハラギ」は「豆」の複数形を意味する。
もしくは、サンスクリット語で「大王」を意味する「マハラジャ(マハーラージャ)」を捩ったものだろうか。
また、ゲーム作品『女神転生』シリーズには「マハラギ」という魔法が登場している。
同シリーズには悪魔(モンスター)として「アラハバキ」も登場しているが、初期状態では「マハラギ」は覚えられない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「乃亜編」において、乃亜がスピリットについて説明する場面でこのカードが他のスピリットと共に登場している。
関連カード †
―遮光器土偶のモンスター
収録パック等 †
FAQ †
Q:2つ目のモンスター効果は、どのタイミングでチェーンが発生しますか?
A:召喚・リバースした時です。(07/09/12)
また、ドローフェイズ時にはチェーンブロックが作られません。
Q:次の自分のドローフェイズにこのモンスター効果処理後のドロー前に、《二者一両損》を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(13/12/21)
Tag: 《磨破羅魏》 モンスター スピリットモンスター 効果モンスター 星4 地属性 岩石族 攻1200 守1700 特殊召喚不可