《魔界の警邏課デスポリス/Beat Cop from the Underworld》 †
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/悪魔族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
モンスター2体
(1):カード名が異なる闇属性モンスター2体を素材としてリンク召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードに警邏カウンターを1つ置く。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
警邏カウンターが置かれたカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにそのカードの警邏カウンターを1つ取り除く。
Vジャンプ(2018年8月号) 付属カードで登場した闇属性・悪魔族のリンクモンスター。
カード名の異なる闇属性2体を素材としてリンク召喚した場合「自分フィールドのモンスター1体をリリースする事で、破壊の身代わりになれる警邏カウンターをフィールドの表側表示カード1枚に1つ置く起動効果」を得る効果外テキストを持つ。
リンク素材に縛りは無いが、カード名が異なる闇属性2体でなければ効果を得られない。
とはいえ、縛りの無いリンク2でリンク先を2カ所確保できるため、リンクマーカー確保要員として出すことも考えられる。
《LANフォリンクス》とは異なり効果モンスターであるため、《デコード・トーカー》等のリンク素材にも使用できる。
(1)の効果はモンスターをリリースし、指定したカードに破壊耐性を付与する。
普通に使うとディスアドバンテージを負う割には物足りない効果である。
勿論、自身をリリースして他のカードに耐性を付与するのもありだが、その時点でリンク素材である2枚分のディスアドバンテージを負っていることになる。
エクストラモンスターゾーンを空け、自身が墓地にいることに意味のあるコンボを行うことが前提となる為、現実的ではない。
破壊耐性の常として、バウンスや除外などの破壊以外の除去には無力な上、破壊に対しても1回しか守る事ができない。
一応自身にも耐性を付与できるが、複数体の攻撃を受けるだけであっさり破壊されてしまうので、維持は難しい。
魔法・罠カードにも警邏カウンターを乗せて守ることができるため、《安全地帯》などを併用し、そちらに警邏カウンターを乗せれば維持はし易くなる。
《スキルドレイン》適用下では自身をリリースすることで効果無効をすり抜け、その《スキルドレイン》に警邏カウンター乗せられる。
《闇黒の魔王ディアボロス》の自己再生のトリガーとしても使えるか。
《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》とは相性がよく、除去しつつ耐性を獲得できる。
また、フィールドのモンスターが闇属性になるため効果を得られる条件を満たしやすい。
だが、《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》の(2)の効果は1ターンに1度のため、このカードが必要とならない事も多い。
【ヴァレット】においては、ヴァレットモンスターを対象に取ることや、《天球の聖刻印》をリリースすることができる。
効果を考慮すれば闇属性のトークンを複数生成できるカードとも併用したいところ。
リンク素材とリリースコストを一緒に用意できるため、消費を抑えられる。
レベル1トークンの場合、1体で《リンクリボー》をリンク召喚すれば効果を得る条件も満たしやすい。
- 英語名では「from the Underworld」まで一致しており、より関連が感じられる。
また、「Beat Cop」とはアメリカ英語で巡回警察官を意味する。
- 「警邏」とは警戒のために見まわることやパトロール、あるいはそれらを行う人物を指す。
「邏」が常用漢字で無い上に複雑なこともあり、一般的な表記では「警ら」と書かれる事も少なくない。
(1)の効果はパトロールでそのカードの身の安全を確保する、ということだろうか。
関連カード †
―類似効果
―《魔界の警邏課デスポリス》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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