《魔界造車−GT19/Turbo-Tainted Hot Rod GT19》 †
リバース・チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/機械族/攻 500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、1〜9までの任意のレべルを宣言して発動できる。
このカードのレベルはターン終了時まで宣言したレベルになる。
(2):リバースしたこのカードが表側表示で存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、このカード以外の自分・相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
DARKWING BLASTで登場した炎属性・機械族の下級リバースモンスターのチューナー。
リバースした場合に1〜9の任意のレベルになれる誘発効果、お互いのメインフェイズにリバースした自身とフィールドのモンスター1体とでシンクロ召喚できる誘発即時効果を持つ。
(1)は自身のレベルを操作できる効果。
レベル1〜9までのチューナーとして扱えるため、シンクロ召喚先を調整できる。
とはいえレベル操作のためにリバースが必要であるため、非常に遅い。
属性・種族等を考慮しないならタイムラグなく2以上の任意のレベルになれるチューナーの《宣告者の神巫》がおり、このカードとの性能差は大きい。
また(2)と同一ターンに発動できず、ターン終了時までしかレベル変更が続かないため、この効果で変更したレベルを利用して(2)でシンクロ召喚することはできない。
(2)はフィールドのモンスターと共にシンクロ召喚する効果。
自分モンスターとシンクロ召喚し、相手ターン中にシンクロ召喚に成功した場合の効果を使うことも可能ではある。
ただその用途なら《スチーム・シンクロン》などもあるため、基本的には相手モンスターを利用したいところ。
メインフェイズ限定だがフリーチェーンで発動できるため、相手の展開を妨害しつつシンクロモンスターを展開できる。
相手の攻撃でリバースして生き残れるステータスのモンスターではないため、基本的には自分のカードで予めリバースさせておきたい。
奇襲性を高めるならシンクロ素材にする相手モンスターが展開されると同時に《砂漠の光》等でリバースするのもよい。
ただし上述の通り(1)との併用はできないため、対応力を上げるにはある程度幅広いレベルのシンクロモンスターをエクストラデッキに揃えておく必要がある。
リバースモンスターのため、同じくリバースモンスターの占術姫などを利用した動きを取るといいか。
リバースした後に自分モンスターとシンクロ召喚を狙える他、相手ターンでリバースしてシンクロ召喚が狙える。
《カオス・インフィニティ》はこのカードをリバースさせつつ、機皇兵と並べられるのでシンクロ召喚の下準備を整えやすい。
相手ターンに用いて(2)で相手メインフェイズにシンクロ召喚を行う流れを作ることもできる。
- カード名の「GT」については《F.A.シャイニングスターGT》を参照。
末尾の「19」は、「操作できるレベルが1〜9まで」であることを、車のモデル名に製造年などを付けて区別する慣習(特に西暦末尾二桁であることが多い)になぞらえたものだろう。
- 英語名の「Hot Rod/ホットロッド」とはアメリカ発祥の改造車のジャンル。
安全性を無視した軽量化・高速化やファイアパターンの塗装など、一様には表現できないが破滅的・反社会的な作風のものが多く分類される。
日本語特有の「魔改造」の意味まで読み取ることは難しいが、「違法寄りの改造車」であることは伝わるだろう。
関連カード †
収録パック等 †
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