魔法妖精(マジック・エルフ) バーガンディ》

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、相手の手札が効果で捨てられた場合に発動できる。
その枚数×400ダメージを相手に与える。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚捨てる。

 Vジャンプ(2023年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した闇属性魔法使い族下級モンスター
 相手手札効果捨てられた場合にその枚数×400のバーンを与える誘発効果戦闘破壊され墓地へ送られた時にランダムに選んだ相手手札1枚を捨てる誘発効果を持つ。

 (1)は相手ハンデスに反応するバーン
 倍率自体は悪くないものの、発動タイミングが限定的かつ1ターンに1度しか発動できない。
 また、ハンデスが安定して行えるデッキにおいては、バーンより減らした手札での逆転を封じる制圧カードの方が勝利に直結しやすいという面でもいまいち噛み合わない。
 コンボ先としてはハンデスと同時にドローさせてしまうようなカード、とりわけ手札を全て捨てる《手札抹殺》《メタモルポット》などになるか。
 しかし、初期手札の5枚でも2000ダメージであり、低くはないがコンボ難易度に見合うとは言い難い。
 《増殖するG》等で大量にドローさせて1ターンキルということも考えられるが、ドローした手札誘発などでコンボを止められる可能性も高く、《手札抹殺》ならそもそもこのカード抜きでデッキデスが狙える状況になっている。
 他のカードコンボするバーンモンスターの中でもかなり扱いが難しい部類だろう。

 (2)は戦闘破壊された場合のハンデス
 戦闘破壊されても1:1交換になるが、相手依存では効果による除去を狙われたり、手札を調整した上で戦闘破壊されるなどの危険性が高い。
 そのため積極的な発動を考えるなら自爆特攻することになるが、それでも結局1:1交換に留まり有効なハンデスになるとは限らない。

  • 「エルフ」については《エルフの剣士》を参照。
    一方で「バーガンディ(burgundy)」とはフランスの「ブルゴーニュ(地方)」の英語表記で、転じて「ブルゴーニュ産のワイン」や「ワインのような赤色」を意味するが、このモンスターとの関係は不明。
    • アニメGXの「異世界編」において、十代の行方を追っていたジムとオブライエンが立ち寄った村に、バーガンディという名前の《絶対防御将軍》が登場している。
  • 作中では「魔法妖精(マジック・エルフ)」をサポートする永続罠《魔法妖精の下知》が登場している。

関連カード

―(1)の類似効果

―(2)と同じ効果

収録パック等


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