《密林に潜む者/Jungle Dweller》 †
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2500/守1800
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から光・闇属性モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):フィールドゾーンにカードが2枚存在する限り、相手はこのカードを効果の対象にできない。
(3):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分の墓地・除外状態のフィールド魔法カードを2枚までデッキに戻す。
その後、戻した数まで相手フィールドのカードを破壊できる。
WORLD PREMIERE PACK 2024で登場した闇属性・悪魔族の特殊召喚モンスター。
カードの効果でのみ特殊召喚できる召喚条件、墓地の光・闇属性を1体を除外して手札から特殊召喚できる起動効果、フィールドゾーンにカードが2枚存在する場合、相手の効果の対象にならない永続効果、相手によって破壊された場合、墓地・除外状態のフィールド魔法を2枚までデッキに戻し、その枚数まで相手フィールドのカードを破壊できる誘発効果を持つ。
(1)は自己特殊召喚効果。
召喚条件も含めて《混沌のヴァルキリア》と同じ。
互いにコストにしあえるので同時採用するのもいい。
(2)は相手の効果の対象にならなくなる耐性効果。
適用条件としてフィールドゾーンに2枚のカードが必要になる。
相手依存では流石に心許ないため、適用したいなら《盆回し》等で能動的に用意したい。
対象をとられなくなれば破壊以外の除去も受けにくくなるため、(3)を回避されづらくなることにも繋がる。
(3)はフィールド魔法を2枚までデッキに戻して、相手フィールドのカードの破壊。
対象をとらない破壊であるものの、前提条件として相手に破壊される必要があるため、どうしても受動的である。
自爆特攻という手もあるが、半端に高い攻撃力からやや難しい。
また破壊を行うためにはフィールド魔法を墓地・除外からデッキに戻す必要があるため、それらを予め用意しておく必要もある。
上述の通り(2)が適用できていれば破壊を回避しつつ除去するのも難しいため、除去への牽制と割り切って使うのもよいだろう。
《カオス・ダイダロス》とは非常に似た効果構成を持つ。
あちらはカオスモンスターの1体であり自己特殊召喚は光・闇属性それぞれ1体ずつ、こちらは上述の通り発動する効果でどちらか1体で良い。
あちらもフィールド魔法の存在により対象耐性を得られ、あちらは表側表示のフィールド魔法1枚で光・闇属性全体に付与できる。
あちらの除去効果は表側表示のフィールド魔法の数だけフィールドのカードを除外する効果で、対象をとる効果だが、起動効果で能動的に使用できる。
耐性にしろ除去にしろあちらのほうがやや使いやすい感があるため、こちらは特殊召喚がやや容易な点やレベル・種族で差別化を狙うことになるか。
あるいは相性の良いデッキは同じであるため、併用してしまってもよいだろう。
相手フィールドも含め2枚のフィールド魔法を利用し、さらに光・闇属性を主力とするデッキとしては【夢魔鏡】が存在する。
効果こそ受動的だがリソースの回復と除去はいずれも【夢魔鏡】には有用で、《夢魔鏡の白騎士−ルペウス》・《夢魔鏡の黒騎士−ルペウス》と合わせてランク8のエクシーズ召喚を狙うこともできる。
- イラストはジャングルの奥地に潜む竜のような存在。
英語名のDwellerも込みで、《深淵に潜む者》を意識しているものと思われる。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《密林に潜む者》 モンスター 特殊召喚モンスター(蘇生制限なし) 効果モンスター 星8 闇属性 悪魔族 攻2500 守1800 ペンデュラム召喚不可