ウィッチクラフト/Witchcrafter †
デッキビルドパック インフィニティ・チェイサーズでカテゴリ化された「ウィッチクラフト」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て魔法使い族で統一されている。
- 通常魔法・速攻魔法は以下の共通テキストを持つ。
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):(固有効果)
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、
自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
永続魔法は以下の共通テキストを持つ。
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):(固有効果)
(2):自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターが効果を発動するために手札を捨てる場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、
自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
- これら以外にも、現在のところ2枚存在している「ウィッチクラフト」罠カードにも共通する特徴が見られる。
(1)(2)の2つの効果を持ち、それらはそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、(2)は墓地から自身を除外して発動する効果になっている。
また(2)の効果は、そのカードが墓地へ送られたターンには発動できないという制約を持つ点でも共通している。
- Vジャンプ(2019年3月号)の紹介記事によると、「手札の魔法カードを使ってモンスター効果を発動するか、魔法カードを発動するか選びつつ戦っていくテーマ」とのこと。
公式サイトでは「魔法の依頼、承ります。」という一文が掲げられており、設定としては依頼を受けて魔法の道具を作る職人集団であるようだ。
- このことからウィッチは「魔女」いう意味のwitchと、「どちら」という意味のwhichの2つに掛かっていると言える。
- ウィッチクラフト(witchcraft)は、英語で「魔女に関する知識や信仰・技術体系」といったものを総称して指す言葉である。
また、イラストにはハサミやハンマーといった工具の意匠が見られることから、工芸といった意味の「クラフト(craft)」もかかっていると思われる。
これは、公式サイトの「墓地の魔法カードが手札やフィールドに舞い戻る効果で、デュエルのミライもらくらくクラフト!?」という紹介文からも推察できる。
- その後、「MONSTER ART BOX」にて「ウィッチ/魔女」+「クラフト/工芸」かつ「ウィッチクラフト/魔女術」が由来であること、魔法でそれぞれが専門の工芸分野の仕事を行う魔法職人であることが明言された。
- マスターガイド6では、エンディミオンに隣接する魔法交易都市で栄える魔法工芸職人ギルドであるという設定が明かされている。
「創意工夫溢れる魔法工芸には『魔導王』すらも一目を置く」とのこと。
- 属するモンスターのイラストには、衣装や装飾の一部に、ハンマーとハサミを模した共通のシンボルが描かれている。
また、一部のカードには魔導のシンボルマークや魔力カウンターが登場しており、それらと世界観が共通しているものと思われる。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは真崎杏子(DSOD)がこのカテゴリを使用する。
関連リンク †
―「ウィッチクラフト」と名のついたモンスター
※は「ウィッチクラフト」に関する効果を持つモンスター
―「ウィッチクラフト」と名のついた魔法・罠カード
※は「ウィッチクラフト」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「ウィッチクラフト」を素材に指定するモンスター
―その他のリンク