スフィンクス/Sphinx †
ストラクチャーデッキ−守護神の砦−でカテゴリ化された「スフィンクス」と名のついたモンスター群。
属するモンスターの種族は、岩石族か獣族のいずれかになっている。
- スフィンクスとは人間の顔とライオンの身体を持った怪物であり、ギリシャ神話に登場するがそのルーツは古代エジプトにある。
「ライオンは権力の象徴」という古代エジプトの観念から生まれた存在であるとされ、歴代のファラオを彫刻などで表す際に、ライオンと組み合わせて表現されたことが始まりという説が有力。
ギリシャ神話では顔は女性だが、エジプトにはファラオの顔や羊や隼の頭を持つものがある。
- なお、スフィンクスという呼び名はギリシャに伝えられてから付けられたものである。
ギリシャ語の「sphink（首を絞める、締め付ける）」または古代エジプト語の「シェセプ・アンク(生命の像)」を由来する説がある。
古代エジプトでのスフィンクスの本来の呼び名はわかっていないが、「ギザの大スフィンクス」は後の時代には「ホル・エム・アケト/ハルマキス（地平線におけるホルス）」と呼ばれている。
- 原作・アニメにおいて―
劇場版『光のピラミッド』ではアヌビスが獣族の「スフィンクス」を使用している。
- アニメZEXALにて遊馬がデュエルタクティクスのことを「デュエルスフィンクス」という回がある。
彼は横文字言葉を間違える場面がたまにあり、これもその一つである。
関連リンク †
―「スフィンクス」と名のついたモンスター
―「スフィンクス」を召喚条件に指定するモンスター
―その他のリンク