《ブラック・ホール》 †
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】お互いのフィールドのモンスターを全て破壊する。
オーバーラッシュパックで登場した通常魔法のレジェンドカード。
フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つ。
単純ながら豪快な効果であり、劣勢状況で使用すればこのカード1枚で戦況をひっくり返し得る。
発動後に自分モンスターを連続召喚して直接攻撃のラッシュをかければ一発逆転も見込める。
破壊先の指定が無いのも利点であり、レベル9以上のマキシマムモンスターやフュージョンモンスターも破壊できる。
レジェンドカードに相応しい汎用性の高さを誇るが、優勢時にドローするとアドバンテージを得難く、腐りやすいのが欠点。
ただ、デュエル終盤ならば1~2度の直接攻撃で倒し切る場面も多いので、自分モンスターを巻き込んででも全体除去する価値はあるだろう。
同じレジェンド魔法カードで除去効果を持つ《死者への手向け》・《地砕き》・《ハンマーシュート》と比較すると、得られるアドバンテージの面ではこちらが大きく勝る。
《ライトニング・ボルテックス》とはコストが無く、裏側表示モンスターも破壊できる点で優れる。
一方、自分モンスターが存在する状況下では破壊に巻き込んでしまう点で劣るので一長一短と言える。
同じ破壊対象かつレジェンドカードの《激流葬》とは、条件なしに即座に使える反面、自分メインフェイズ限定かつ相手ターンでは発動できない。
魔法カードと罠カードの発動タイミングの違いから、こちらも一長一短と言える。
併用もできるが、他の魔法・罠カードを考える場合は違いを加味して選べるようにしたい。
【ヴォイドヴェルグ】には、このカードの専用サポートカードが複数存在し、他のデッキ以上に相性が良い。
《ヴォイドヴェルグ・アポカリプス》でサルベージ回収した場合、耐性によりあちらを維持したままにできるため、相手ライフが3500以下ならばそのまま直接攻撃でゲームエンドにまで持ち込める。
《お天道様の森》を使う【昆虫族】でも劣勢時からの逆転の一手として頼りになる。
- 作中ではこのカードに対し、遊飛は「ヤバいカード」、みつ子は「パワーカード」とそれぞれ口にしている。
アニメゴーラッシュ!!の世界観においても強力なカードと認識されているようである。
関連カード †
―カード名を《ブラック・ホール》として扱うカード
―サポートカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
外部リンク †