《妖刀−不知火/Shiranui Spectralsword》 †
チューナー・効果モンスター
星２/炎属性/アンデット族/攻 800/守 0
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが墓地に存在する場合、
チューナー以外の自分の墓地のアンデット族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その２体のレベルの合計と同じレベルを持つアンデット族Ｓモンスター１体をＥＸデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
ブレイカーズ・オブ・シャドウで登場した炎属性・アンデット族の下級モンスターのチューナー。
墓地に存在する場合に自身と他のアンデット族を除外することで、エクストラデッキからアンデット族シンクロモンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。
アンデット族のシンクロモンスターを墓地コストのみで特殊召喚する効果を持つ。
正式なシンクロ召喚ではないため、チューナーに《ゾンビキャリア》を指定する３体のアンデット族シンクロモンスターもこの効果での特殊召喚が可能。
特にシンクロ素材を３体以上要求する《アンデット・スカル・デーモン》はその重さを無視して破壊されない耐性を活かすことができる。
ただし、墓地リソースが重要なアンデット族において、２枚のカードを除外するため計画的な使用が求められる。
この点は、除外された守備力０のアンデット族を墓地に戻せる《戦神−不知火》を特殊召喚先に選ぶことで、多少は墓地アドバンテージを回復できる。
また、《不知火の隠者》を除外すればこのカードを帰還させる事ができるため、特殊召喚したレベル６シンクロモンスターと共にレベル８シンクロ召喚が可能になる。
なお、この効果で特殊召喚すると蘇生制限を満たさないため、アンデット族の豊富な蘇生との噛み合わせは良くない。
使い切りとするか、エクストラデッキに戻す手段も視野に入れておくと尚のこと良い。
難点として墓地へ送られたターンに効果を使用できない点が挙げられる。
墓地とは言え相手ターンで野晒しになることから、《墓穴の指名者》や《Ｄ.Ｄ.クロウ》で除外されることも充分にあり得る。
根本的な解決にはならないが、相手ターンで使える手札コストを要求するカードでエンドフェイズに捨てるなどで極力タイムラグをなくしたいところ。
- マスターガイド６によると、イラストの青年はかつての『不知火流』の始祖であり、数百年前に魔妖との戦いで刀に封印されてしまう。
それでもなお執念は失われず、『不知火流』継承者に歴史と技術を伝授している。
- コナミのゲーム作品において―
「デュエルリンクス」では20/03/24よりLIMIT2に指定されていた。
ただし、その理由は【不知火】で採用できる汎用的なリミット2のカードの枚数を抑えるためというやや消極的なものとなっている。
その後、《不知火の武部》の制限強化と入れ替わる形で20/07/21にLIMIT3に制限緩和されている。
関連カード †
―《妖刀−不知火》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Ｑ：効果処理時にこのカードまたは対象に選択したモンスターが墓地に存在しなくなった場合、残りのカードを除外する処理は行いますか？
Ａ：いいえ、行わず特殊召喚する処理も行われません。(15/10/16)
Ｑ：前のターンに自分の《妖刀−不知火》１体が除外されており、このターンに《妖刀−不知火》のモンスター効果はまだ発動していない状況です。
この状況で《異次元からの埋葬》を発動し、その除外されている《妖刀−不知火》を自分の墓地へ戻した場合、このカードの効果を発動する事はできますか？
Ａ：《異次元からの埋葬》の効果によって、除外されている状態から墓地に戻った《妖刀−不知火》は、そのターンに墓地へ送られた扱いにはなりません。
従って、そのターンに《妖刀−不知火》のモンスター効果を発動していないのであれば、《異次元からの埋葬》の効果によって墓地に戻った《妖刀−不知火》の効果をそのターンに発動する事ができます。(17/03/24)
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