《エレメンタル・アブソーバー/Elemental Absorber》 †
永続罠
手札のモンスターカード1枚をゲームから除外する。
この効果によって除外したモンスターと同じ属性を持つ相手モンスターは、
このカードがフィールド上に存在する限り攻撃宣言をする事ができない。
ENEMY OF JUSTICEで登場した永続罠。
手札からモンスターを1体除外して、それと同じ属性の相手モンスターの攻撃宣言を封じる効果を持つ。
攻撃力やレベルに関係なく、相手の攻撃のみを一切遮断できる。
しかし、手札からモンスターを除外できるのはこのカードを発動した時のみなので、1つの属性の攻撃しかロックできない。
お互いのモンスターの属性が合致するのは【ガジェット】等、属性統一デッキでのミラーマッチの場合などに限られる上に、エクストラデッキから他の属性のモンスターを出されてしまうと、ロックも突破されてしまう。
《DNA移植手術》でモンスターの属性を統一すれば、完全ロックが可能。
自然に《DNA移植手術》が採用される《超熱血球児》軸【炎属性】であれば、このカードも比較的投入しやすいだろう。
《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》は相手モンスターを水属性にする上、【水属性】で扱うことになるため相性は良い。
それ以外では、【フォーチュンレディ】のような複数の属性を持つモンスターを使用するデッキで活用しやすい。
手札のカードを除外するのでフォーチュンレディを除外し、《フォーチュンフューチャー》の発動条件を満たしつつ相手の攻撃をロックできる。
しかし、種族には《一族の結束》のようなデッキ内で完全に統一することが利点となるカードがあるのに対し、属性にはそういったものがない。
そのため、少々違う属性のモンスターが入っても問題が生じないことがより多く、相手に属性統一を期待するのは困難である。
前述のように《DNA移植手術》を併用すればこの点は解決できるが、コンボが必要でカード消費も多い割にロック強度が低く、使い勝手に少なからず問題は残る。
また、《ネクロフェイス》を使うデッキ破壊において、手札に来てしまった《ネクロフェイス》を除外する手段としても使える。
- 「absorber(アブソーバー)」とは、「吸収する」または「(衝撃などを)吸収して和らげる」ことを意味する動詞「absorb」に接尾辞「-er」が付いたもの。
和訳すると「元素吸収装置」といった意味になる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:手札のモンスターを除外するタイミングはいつになりますか?
A:効果処理時に除外します。(11/05/06)
Q:《精霊術師 ドリアード》を除外した場合、どうなりますか?
A:光属性モンスターだけが攻撃できなくなります。(07/11/07)
Q:《エレメンタル・アブソーバー》の効果で除外したモンスターが、《異次元からの埋葬》等で墓地へ送られた場合、攻撃できなかった相手モンスターは攻撃できるようになりますか?
A:いいえ、除外されたモンスターが墓地へ送られても攻撃できません。(10/08/27)
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