《ショット・ガン・シャッフル/Card Shuffle》 †
永続魔法
300ライフポイントを払う。
自分、または相手のデッキをシャッフルする。
この効果は1ターンに1度しか使えない。
新たなる支配者で登場した永続魔法。
1ターンに1度自分か相手のデッキをシャッフルする効果を持つ。
デッキをいくらシャッフルしてもアドバンテージにはならない。
一応、《風霊術−「雅」》等でデッキボトムに沈んだカードを多少引きやすくしたり、《ゾンビキャリア》などでデッキトップが固定された場合の解除が行える。
しかしながら、適当にサーチ・リクルートを行えばデッキはシャッフルされるので、わざわざこのカードを使う必要はない。
相手のデッキをシャッフルする効果は、《トップ・シェア》や相手の《ダーク・ドリアード》などによるデッキトップ操作を帳消しにできるが、相手のカードをデッキに戻す効果を使えば自動でシャッフルして妨害できる。
《天変地異》のコンボカードとしてなら多少はマシになる。
自分のデッキに対して使用すれば、ある程度ドローするカードを操作できる。
相手の次のカードが引かれては困るカードであれば、手札に加わることを妨害できる。
また、自分のメインフェイズならいつでも1つのチェーンブロックを作れるので、チェーンカードの数稼ぎとしても使用できる。
永続魔法であるため、【天変地異コントロール】では《降雷皇ハモン》の召喚コストにも使用できる。
- 原作・アニメにおいて―
バトルシティ編の「闇遊戯vsパンドラ」戦の直前に、パンドラがカードをシャッフルするシーンが、このカードの元ネタである。
「デッキを2つに分け、パラパラ漫画のように高速でめくることで混ぜ合わせる」シャッフルを行うパンドラに、遊戯は「ショットガンシャッフルはカードを傷めるぜ!」と指摘する。
- パンドラが奇術師である事、そしてカードの傷みを顧みない性格である事から、闇遊戯はパンドラがイカサマを行って来るだろう事を予測し対策の一手に繋げた。
- ただし、原作およびこのカードに描かれているのは、一般的に「リフルシャッフル」と呼ばれる方法であり、ショットガンシャッフルではない。
カジノ等では「マシンガンシャッフル」と呼ばれる事も多いが、別のシャッフル方法をマシンガンシャッフルと呼ぶ事もあり、統一はされていない。
「ダヴテイルシャッフル」「ウォーターフォールシャッフル」と言う呼び名もある。
- 闇遊戯が指摘しているように、このシャッフルはカードを傷める。
自分のものは言わずもがな、相手のカードを「リフルシャッフル」するのは絶対にやめておこう。
また通常のシャッフルより多くのカードが目に触れてしまう危険性があるため、情報アドバンテージの観念的にもあまり好ましくない。
- 基本的にはトランプ、それも替えが沢山用意されているカジノ等で行うシャッフル形式である。
- なお「ショットガンシャッフル」とは、基本的には「ディールシャッフル」(カードをいくつかの山を作るように分け、その後で山をランダムに重ねるシャッフル)の事を指す。
これは別にカードを痛める事もなく、遊戯王OCGでもしばしば行われるシャッフルである。
→シャッフルの種類に関しては、「シャッフル」の項を参照
- ちなみに原作ではパンドラはカードを横向きにしてシャッフルしていたが、アニメでは縦向きで行っており、イラストはアニメの方に近い。
なお、アニメDMでは闇マリクも《遺言の仮面》発動時に同様のリフルシャッフルを行っている。
- アニメARC-Vの「遊矢vs沢渡」(2戦目)で遊矢が使用した通常魔法《マジシャンズ・カード》に、イラストの人物が描かれている。
- コナミのゲーム作品において―
スマートフォン用アプリ「デュエルリンクス」ではパンドラに専用ボイスがあり、原作通り「私にはこのやり方が慣れていましてね」というセリフが存在する他、パンドラ自身のスキルとしてこのカードと同じ名前、効果のものが存在する。
ただしそちらはシャッフルできるのは自分のデッキのみとなっている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードの効果で相手のデッキをシャッフルする場合、実際にデッキをシャッフルする行為はどちらのプレイヤーが行いますか?
A:このカードを発動した自分が行います。(11/03/11)
Q:どちらのプレイヤーのデッキをシャッフルするか決めるタイミングはいつになりますか?
A:発動時に決めます。(12/09/02)
Q:お互いのプレイヤーのデッキの枚数が1枚の時にこのカードの効果の発動を行なう事ができますか?
A:いいえ、できません。(15/01/12)
Tag: 《ショット・ガン・シャッフル》 魔法 永続魔法