《シンクロ・ヒーロー/Synchro Boost》 †
装備魔法
(1):装備モンスターのレベルは1つ上がり、攻撃力は500アップする。
STARTER DECK(2008)で登場した装備魔法。
装備モンスターのレベルを1つ上げ、攻撃力を500上昇させる効果を持つ。
攻撃力の強化だけでみると《デーモンの斧》等の上位互換が複数存在するので、レベルの上昇を活かすことになる。
レベルを上げることでシンクロ召喚・エクシーズ召喚の準備を整える事ができる。
しかし、レベル変動なしでシンクロ召喚・エクシーズ召喚ができるようにデッキを構築するのが普通である。
複数のレベルのモンスターを併用するデッキならこの用途でも活用の余地はあるか。
例えば《未来への思い》や《緊急ダイヤ》など、異なるレベルのモンスターを特殊召喚するカードでもエクシーズ召喚ができるようになる。
レベルを参照する効果を持つカードと組み合わせれば、本来は範囲外のモンスターをサポートすることができる。
《ハーピィの羽根休め》や《フェイバリット・ヒーロー》は、サポートするカテゴリのメインデッキのモンスターがレベル4中心であるという点で噛み合う。
《拡散する波動》なら全体攻撃によって強化も活かすことができる。
相手モンスターに装備することもできるので、《湿地草原》の適用から外したり、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》の効果を使うといったこと可能。
《天融星カイキ》とは特に相性がよく、レベル4の戦士族をレベル5にしつつ強化することで、あちらの自己再生のトリガーを満たすことができる。
このカードは《焔聖騎士−ローラン》や《聖騎士の追想 イゾルデ》+《焔聖騎士−リナルド》のコンボによって手札に用意でき、《天融星カイキ》も《聖騎士の追想 イゾルデ》でサーチできるので、下級モンスターが中心の【戦士族】でも《覇勝星イダテン》のギミックを組み込めるようになる。
レベル変更カードとして見た場合、下げることもできる《スター・チェンジャー》や、ターンを跨いで複数回使えてペンデュラムスケールにもなる《召喚師ライズベルト》が比較対象となる。
こちらは装備魔法のため手札に加えやすく、微弱ながら強化もできるのが利点だが、装備魔法故に除去に弱いのが欠点。
もっとも、各種素材のためのレベル調整として使う場合は、このカードを長くフィールドに維持する必要性もないので除去の危険は少なくなる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:装備モンスターを《忍法 変化の術》に使うとき、「本来のレベル」と「上昇したレベル」どちらを基準にしますか?
A:「上昇したレベル」で考えます。(08/03/16)
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