「する」と「できる」

 カード説明では、「〜する」と「〜できる」という表現が使われていますが、これには違いがあります。
 「〜する」は必ず行わなければならない効果、「〜できる」は実行するかしないかをプレイヤーが選択できる効果である事を意味します。

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)


  • 一般的に「〜する」は強制効果、「〜できる」は任意効果と呼ばれる。
    誘発効果が同時に発動したときにこの差で処理順番が決まる等、意外と重要な事項である。
  • 「〜する」と書いてあっても、その前の部分で条件の書き方によって任意効果となる場合がある。
    また、それらの記述のカードは再録された際はエラッタされ「〜できる」に変更される傾向にある。
  • 例:《決闘塔アルカトラズ》
    (1):自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動する。
    お互いはそれぞれ自身のデッキから攻撃力?以外のモンスター1体を選ぶ事ができる。
    選んだモンスターをお互いに確認し、裏側表示で除外する。
    攻撃力が一番高いモンスターを選んだプレイヤーは手札からモンスター1体を特殊召喚できる。
    この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できる。
    特定のタイミングで必ず効果の発動はするが、その後の効果の適用は任意。
    主にお互いプレイヤーに影響を及ぼすカードに使われる。
  • 以下の二つのテキストは、書き口は違うが全く同じ効果である。
    ○○して発動する。
    △△する。
    この効果は1ターンに1度しか使用できない。

    1ターンに1度、○○する事で、
    △△する。

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