《スクラップ・コング/Scrap Kong》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻2000/守1000
このカードが召喚に成功した時、このカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
「スクラップ・コング」以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
EXTREME VICTORYで登場した地属性・獣族の下級モンスター。
召喚に成功した時に自壊する誘発効果、スクラップの効果で破壊され墓地へ送られた場合にスクラップモンスターをサルベージできる誘発効果を持つ。
端的に効果を説明すると「召喚権を使ってスクラップモンスターをサルベージする」カードである。
召喚するだけで自壊するというデメリットを抱えているため、アタッカーとしては《スクラップ・シャーク》と同様使いづらい。
一応特殊召喚した場合の場持ちは《スクラップ・シャーク》に比べ安定しやすい。
【スクラップ】の場合、サルベージ要員として考えても召喚権を消費しない《スクラップ・オルトロス》が存在している。
【獣族】のアタッカーとしては、デメリットが軽く全く同じステータスを持つ《怒れる類人猿》で十分である。
基本的には、自壊する事で活かせる《スクラップ・ファクトリー》や《補給部隊》とのコンボ前提のモンスターである。
ただ、同様のコンボが可能な《スクラップ・オルトロス》は自身以外を破壊できる。
一応、《スクラップ・ファクトリー》でリクルートでき、その場合勝手に自壊しない点は上記2体に勝る。
他には、《エンペラー・オーダー》で自壊効果を1枚のドローに変換しつつアタッカーにすることもできる。
自壊する獣族である点を活かして《森の番人グリーン・バブーン》を特殊召喚する手段として活用するのもいいだろう。
この場合《おとぼけオポッサム》が競合相手となり、こちらはフィールドの状況を選ばず自壊できる点や特殊召喚時にアタッカーになる点で勝る一方、あちらは自己再生するため繰り返し使ったり、リンク素材などに活用できるという点で勝っている。
スクラップには獣族が多いためセットで出張させる手もなくはないが、その場合《スクラップ・オルトロス》が存在するため優先度は下がってしまう。
- 「コング(Kong)」とは本来、1933年の特撮映画『キングコング』(原題:King Kong)などに登場する巨大なゴリラの怪獣「キングコング」の愛称である。
ただ、この映画の影響により「コング」という言葉は大きなゴリラを指す言葉としても定着している。
- ちなみに「Kong」という名前は『キングコング』の監督の1人であるメリアン・C・クーパーが過去に考案した「コンゴ(Congo)からゴリラを捕まえてきてコモドドラゴン(Komodo Dragon)と戦わせる」企画が元になっている。
- スクラップモンスターは架空の生物が名前の由来になっている事が多いが、このモンスターもある意味では架空の生物に由来していると言える。
- アニメZEXALII第81話のスポーツデュエル大会の百人一首で置かれていたカードの1枚。
同シーンでは他には《六武衆−ヤリザ》も置かれていたため、ネタ扱いされるカードが選ばれたようだ。
関連カード †
―《スクラップ・コング》の姿が見られるカード
―《スクラップ・コング》のTシャツが見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:それぞれの効果の分類は何ですか?
また、チェーンブロックは作られますか?
A:自壊効果・サルベージ効果、両方とも誘発効果となり、それぞれにチェーンブロックが作られます。(11/02/14)
Q:このカードの自壊で機皇帝や《森の番人グリーン・バブーン》を特殊召喚することはできますか?
A:はい、できます。
ただし、片方しか特殊召喚する事はできません。(11/02/14)
Q:このカードが自壊する効果処理時にこのカードが裏側表示になった場合でも破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(11/02/14)
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