《BF−熱風のギブリ/Blackwing - Ghibli the Searing Wind》 †
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 0/守1600
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードの元々の攻撃力・守備力をターン終了時まで入れ替える。
THE SHINING DARKNESSで登場した闇属性・鳥獣族の下級モンスター。
直接攻撃される時に手札から自身を特殊召喚する誘発効果、自身の攻撃力・守備力を入れ替える起動効果を持つ。
(1)は、直接攻撃を受ける時に自身を特殊召喚する効果。
直接攻撃を受ける時であればフィールドの状況は問わず、《裁きの龍》等で全体除去された場合でも壁として活用できる。
しかし守備力は一般的なリクルーターより少し高い程度なため、簡単に戦闘破壊されてしまいその場凌ぎにすらならない可能性が高い。
(2)は、元々の攻撃力と守備力を入れ替える効果。
次の相手のターンでは攻撃力0を晒すにもかかわらず、得られるのが攻撃力1600というのは割に合わない。
この効果を使う場合は、必ずメインフェイズ2に各種素材にしたりリリースする準備をして、フィールドに残さないようにしたい。
しかし、《バトルフェーダー》を始め、類似した効果を持つモンスターは多く、それらと比較して使い捨ての壁にしかならないこのカードの優位性はあまりにも低い。
《黒い旋風》で最後にサーチするために1枚入れておき、敗北のリスクを下げる保険か《闇の誘惑》の除外要員に使えればいいと割りきって使うのが妥当か。
ただし「低攻撃力のBF」という枠で見ても《BF−突風のオロシ》や《BF−雪撃のチヌーク》がライバルとなり、それらと比べても優先順位は低い。
- 「ギブリ(Ghibli)」とは、イタリア語でアフリカ北部で吹くサハラ砂漠からの乾いた熱風を意味する。
こちらはアフリカでの呼び名であり、イタリアでは「シロッコ(scirocco/sirocco)」と呼ばれる。
なお、日本のアニメ制作会社として有名な「スタジオジブリ」の「ジブリ」の語源はこの「ギブリ」である。
関連カード †
―(1)の効果
―(2)の効果
収録パック等 †
FAQ †
Q:ダメージを受けない事が確定していますが、《アゲインスト・ウィンド》の対象にできますか?
A:いいえ、攻撃力0のこのカードを対象にして発動する事自体できません。(10/02/27)
Q:手札に《BF−熱風のギブリ》が複数枚存在する時に直接攻撃された場合、同一チェーン上で複数回発動して《BF−熱風のギブリ》を複数特殊召喚できますか?
A:いいえ、できません。(10/04/02)
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