《CNo.15 ギミック・パペット−シリアルキラー/Number C15: Gimmick Puppet Giant Hunter》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/闇属性/機械族/攻2500/守1500
レベル9モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果でモンスターを破壊した場合、さらにそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
PREMIUM PACK 16で登場した闇属性・機械族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材1つを取り除いて相手フィールドのカード1枚を破壊し、モンスターを破壊した場合はさらに元々の攻撃力分のダメージを与える起動効果を持つ。
効果はカードの種類を問わない除去で汎用性は高い。
さらにモンスターを破壊した場合は《No.61 ヴォルカザウルス》と同様にダメージも発生する。
魔法・罠カードも含めあらゆるカードを破壊できるものの、やはりモンスターを狙う場面が多くなるだろう。
《No.61 ヴォルカザウルス》には無い利点としては、破壊→ダメージの関係で破壊された時の任意効果を持つモンスターの発動タイミングを逃せる。
ただ、同ランク・同種族には《幻子力空母エンタープラズニル》や《無限起動アースシェイカー》も存在する。
これらはこのカードよりも少ない素材で出せる上にステータスも高く、対象を取らない除外や複数枚の除去が可能であるため、除去性能でこのカードを上回る。
とは言え、相手モンスターが1体だけの場合はこのカードの除去から直接攻撃に繋げる事で大ダメージが期待できるので、こちらを優先したい場面が起こり得る。
ランク9の層は未だ厚いとは言えない事もあり、【レベル9】ならば《星遺物の胎導》で素材も揃えやすいのでピン挿しも検討できる。
ランク8に《RUM−アージェント・カオス・フォース》・《RUM−幻影騎士団ラウンチ》を使う方法も挙げられる。
《ギミック・パペット−ファンタジクス・マキナ》からサーチできる事もあり、レベル8モンスター2体から出せる。
一方で【ランク8】においては同じ除去を持つ《No.1 インフェクション・バアル・ゼブル》で十分な場面も多い。
合わせて2枚を破壊できるのはアドバンテージ的にも魅力と言えるが、エクストラデッキの圧迫や手札事故の危険性があるRUMをデッキに入れるリスクも伴う。
一応あちらは同名カードを含めて1ターンに1度しか発動できないので、複数のランク8が出せる状況では《No.1 インフェクション・バアル・ゼブル》+このカードという盤面にして2回の除去を撃つ事はできる。
【ギミック・パペット】では特殊召喚制限がかかりやすく上記のモンスターが使いづらい事もあり、RUMから出す選択肢として優先度が高い。
他のエクシーズモンスターもバーンを得意とするので合わせて大ダメージを狙ったり、逆に手薄になりがちな魔法・罠カードを除去してサポートに回るといった動きができる。
送りつけも得意とするので自ら高い攻撃力を持つモンスターを送りつけてバーンを増やすのも良い。
それ以外には《No.78 ナンバーズ・アーカイブ》・《超接地展開》からエクシーズ召喚させるのも良い。
後者は上記に挙げた機械族エクシーズモンスターと選択になるので、バーンを活かせる場面で出したい。
RUM等で上に重ねてエクシーズ召喚する場合、バーンである程度は補えるとはいえ、大抵の場合はエクシーズ素材としたモンスターよりも攻撃力が下がってしまうのは注意。
この点をカバーできるのが《No.84 ペイン・ゲイナー》&《No.77 ザ・セブン・シンズ》であり、エクストラデッキを大きく圧迫するもののこのカードの攻撃力の低さを気にせずに済む。
エクシーズ素材を3つ以上持っていれば効果を1度使用してもランクアップでき、こちらのバーンと《No.77 ザ・セブン・シンズ》の4000の攻撃で大ダメージが期待できる。
《No.84 ペイン・ゲイナー》で除去できないリンクモンスターをこちらで除去し、残りを《No.84 ペイン・ゲイナー》で除去できれば理想的である。
《RR−ラスト・ストリクス》とは相性が良く、あちらのデメリットで戦闘ダメージが与えられなくとも効果ダメージで補える。
墓地に未回収の《RUM−アージェント・カオス・フォース》が存在すれば、ランク8RRの特殊召喚をトリガーにサルベージできるため手札消費1枚で呼び出せる。
また、《RUM−幻影騎士団ラウンチ》ならばエクシーズ素材を2つ保持できるので、次のターンまで維持できれば2度目の除去も可能となる。
- 「シリアルキラー(Serial killer)」とは、「殺人を目的とした犯罪者」「連続殺人犯」を指す。
流石に英語名ではこの名称は避けられており、日本語で進化前の「キラー」が残ったのとは対照的に「ジャイアント」を残した「巨大な狩人」といった名称になっている。
- イラストでは、額に自身のナンバーである「15」が描かれている。
また、背景の左上にも大きく描かれている。
- 効果の発動時には、胸部から複数の丸鋸をモンスターに向けて射出し、破壊する。
また、攻撃時は口腔内からガトリングの砲身が現れ、集中砲火を行うという演出となっている。
- OCGでは、イラストにある水色の渦巻模様が弱くなるよう描き直されている。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:テキストに『さらに』とありますが、このカードの効果でモンスターを破壊した場合、モンスターを破壊する処理とダメージを与える処理は同時に行う扱いですか?
A:いいえ、同時に行う扱いではありません。(19/01/21)
Q:裏側表示のモンスターを破壊した場合もダメージを与える効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(13/12/21)
Q:永続魔法・装備魔法扱いのモンスター、自身の効果で魔法カード扱いとしてセットされているモンスター、ペンデュラムゾーンに置かれているペンデュラムモンスターがこのカードの効果で破壊された場合、ダメージを与える事はできますか?
A:いいえ、できません。(14/03/22)
Q:モンスター扱いの罠カードをこのカードの効果で破壊した場合、ダメージを与える事はできますか?
A:はい、できます。(13/12/26)
Q:《進化する人類》等の効果で元々の攻撃力が変化している状態のモンスターを破壊した場合、与えるダメージの数値はどうなりますか?
A:その場合でも、テキストに記載されている元々の攻撃力分のダメージを与えます。(13/12/29)
Q:《CNo.15 ギミック・パペット−シリアルキラー》の効果に対し、《ジャンクリボー》の効果を発動できますか?
A:ご質問の場合、《CNo.15 ギミック・パペット−シリアルキラー》の効果によって《ワイト》等の攻撃力が0ではないモンスターを対象にした際には、《ジャンクリボー》の効果は発動できます。
魔法・罠カードや、攻撃力0のモンスターを対象にした場合は、《ジャンクリボー》の効果は発動できません。(22/08/01)
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