遊戯王カードWiki - 《Ｄ・チャッカン》

《Ｄ(ディフォーマー)・チャッカン/Morphtronic Datatron》 †

効果モンスター
星３/炎属性/炎族/攻1200/守 600
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示：自分フィールド上に存在するモンスター１体を
リリースする事で相手ライフに６００ポイントダメージを与える。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
●守備表示：１ターンに１度、相手ライフに３００ポイントダメージを与える事ができる。

　CROSSROADS OF CHAOSで登場した炎属性・炎族の下級モンスター。
　攻撃表示ではモンスターを射出する起動効果、守備表示ではバーンの起動効果を得る。

　バーン効果はいずれも１ターンに１度という制限があるが、表示形式変更カードを使うことで合わせて900ダメージが見込める。
　しかしそれでも《ステルスバード》にダメージ量が劣る。
　必要カードは増えるが《悪夢の拷問部屋》と併用し、両方の効果を使えれば合計1500のダメージになる。
　また、カード名に対しての制限はかかっていないため、このカード自身をリリースし、その後特殊召喚した場合再度効果を利用できる。

　独自の利点としてディフォーマーでは唯一の炎族という点が挙げられる。
　このため機械族ディフォーマーと《起爆獣ヴァルカノン》、《重爆撃禽ボム・フェネクス》の融合素材にできる。
　《Ｄ・モバホン》・《Ｄ・リモコン》等からサーチ・リクルートできればカードの消費も少なく済む。

それぞれの効果のダメージは、それぞれの表示形式時のステータスの半分の値となっている。

その姿・形は名前が近い「チャッカマン」というよりジッポライターに近い。
海外では武器や喫煙描写の規制のためか、イラストも名前も「ライター」から「USBメモリ」に変更されている。
頭部の銃口が削除されている他、キャップから覗く金属部分もUSBメモリのコネクタの意匠が施されており、体には薄く「2GB」と表記されている。
余談だが、ジッポライター型USBメモリそのものは存在する。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの龍亞が愛用するディフォーマーの１体。
龍亞の初デュエルとなる「遊星vs龍亞」戦で初登場。
ロックを形成した後、《ガジェット・ボックス》により特殊召喚されたガジェット・トークンを射出する戦術を取った。
「龍亞vsボマー」戦では《Ｄ・モバホン》で特殊召喚され、効果使用後の《Ｄ・モバホン》を射出した後、《ガジェット・トレーラー》をアドバンス召喚するためにリリースされた。
その後も度々使用されており、「龍亞vsミシェル」戦では、このカードが少なくとも２枚はデッキに投入されている事が分かる。
攻撃名、攻撃表示時の効果名、共に「チャッカン・ファイヤー」。