《D−HERO ディパーテッドガイ/Destiny HERO - Departed》 †
効果モンスター
星2/闇属性/戦士族/攻1000/守 0
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在する場合、
相手フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚される。
このカードが戦闘で破壊された場合、墓地へは行かずゲームから除外される。
このカードが手札またはデッキからカードの効果によって墓地へ送られる場合、
墓地へは行かずゲームから除外される。
PHANTOM DARKNESSで登場した闇属性・戦士族の下級モンスター。
自分スタンバイフェイズに墓地に存在する場合相手フィールドに自己再生する誘発効果、戦闘破壊または手札・デッキから効果で墓地へ送られる場合除外される分類されない効果を持つ。
自分スタンバイフェイズに相手フィールドに自己再生されるため、何らかのコンボでの使用が前提となる。
例としては、攻撃して戦闘ダメージを与える、《D−HERO Bloo−D》の装備カードにする、《クロス・ソウル》や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》でリリースする等の使い道が考えられる。
しかし強制効果であるため、コンボの準備が整っておらず処理できない場合はリンク素材などに使われてアドバンテージを与えてしまうだけになる。
戦闘破壊されると除外されてしまうため、墓地へ送られた時点でコンボの用意がないと利用できないのも痛い。
また、墓地で発動する効果を持つにもかかわらず後半の効果により《おろかな埋葬》や《終末の騎士》等に対応しない。
リクルーターから相手ターン中にフィールドに出すと戦闘破壊され、そのまま除外される事もある。
確実性と速効性を求めるなら、《オーバー・デステニー》や《聖騎士の追想 イゾルデ》でリクルートし、リンク素材などに使って墓地へ送るのがいいだろう。
《オーバー・デステニー》の場合、エンドフェイズのデメリットによって自動的に破壊される。
また効果ではなくコストであれば除外されないので、手札から《デステニー・ドロー》や《D−HERO ダンクガイ》等で墓地へ送る手もある。
《D−HERO ディアボリックガイ》と《ゾンビキャリア》でシンクロ召喚しやすい《PSYフレームロード・Ω》で墓地に戻すのも有効。
《洗脳解除》と併用すれば、《マクロコスモス》+《異次元の偵察機》のような無限リリース要員になる。
《王宮の鉄壁》で除外を防ぎ、特殊召喚され続けるサンドバッグにするという手もある。
《トポロジック・ボマー・ドラゴン》を併用し、あちらのリンク先となる相手フィールドに自己再生させれば自分のスタンバイフェイズ毎に全体除去を発動できる。
効果破壊なので除外されることもなく、《黄泉ガエル》と異なり魔法・罠カードの有無も関係なく使える。
リンク先に自分が特殊召喚して破壊する無限ループを組め、《王虎ワンフー》の場合と異なりリンク先以外に特殊召喚すれば止められるため、発動できなくなることもない。
《No.29 マネキンキャット》の効果のトリガーにするのも手で、レベル2サポートカードを使うことが可能。
総じて全く使えないカードというわけではないのだが、墓地へ送るべきカードにもかかわらず墓地へは送りにくく、下手をすると相手に利用されかねないため、使いにくいカードと言わざるを得ない。
- 「ディパーテッド(Departed)」とは「故人」を意味する。
外見はスーツを着たミイラ男で、アンデット族のような出で立ちである。
左胸に暗い水色(灰色)の花の装飾があり、一見すると胸部に穴が空いているように見える。
また、「Depart」には、「立ち去る・出発する」という意味がある。
自分の元を立ち去り、相手フィールドに特殊召喚される効果を表していると言えるだろう。
- アニメARC-Vの「遊矢vsエド」(1戦目)でエドが使用した永続魔法《D−デス・マッチ》のイラストに描かれている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《王虎ワンフー》が存在する場合、無限ループが発生してしまうのですか?
A:《王虎ワンフー》と《D−HERO ディパーテッドガイ》の効果が無限ループになる状況では、《D−HERO ディパーテッドガイ》の効果は発動しません。(07/11/27)
《生還の宝札》や《光と闇の竜》が存在している等の場合も同様です。(08/08/20)
Q:《王虎ワンフー》と《ダークゾーン》が存在する場合、特殊召喚できますか?
A:可能です。(07/12/03)
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