遊戯王カードWiki - 《Ｄ－ＨＥＲＯドリームガイ》

《Ｄ－ＨＥＲＯ(デステニーヒーロー) ドリームガイ/Destiny HERO - Dreamer》 †

効果モンスター
星１/闇属性/戦士族/攻   0/守 600
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが墓地に存在し、
自分の「Ｄ－ＨＥＲＯ」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは０になる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

　COLLECTORS PACK 2017で登場した闇属性・戦士族の下級モンスター。
　自分のＤ－ＨＥＲＯが戦闘を行うダメージ計算時に墓地から自己再生し、Ｄ－ＨＥＲＯにその戦闘で破壊されない耐性を与え、その戦闘で自分が受ける戦闘ダメージを０にする誘発効果を持つ。

　自身の効果でＤ－ＨＥＲＯを守りつつ自己再生できる。
　しかし一度切りの効果なので追撃には弱く、自身もフィールドを離れると除外されてしまう。
　また戦闘補助としては《Ｅ・ＨＥＲＯオネスティ・ネオス》が存在するため、使うメリットが薄い。
　ステータスも低いので他の使い道はほぼなく、できる限り早急に墓地へ送っておきたい。
　《Ｄ－フュージョン》ならば、守ったＤ－ＨＥＲＯと自身で融合召喚でき、相手の追撃も防げるので相性がいい。
　また、基本的に防御に使われる効果ではあるが、自分から攻撃した時にも発動することができるのも覚えておきたい。

　レベル１のＤ－ＨＥＲＯなので、《オーバー・デステニー》や《聖騎士の追想イゾルデ》で容易にリクルートできる。
　《Ｄ－ＨＥＲＯダークエンジェル》と異なり、そこから《融合》で融合召喚に繋ぐことも可能。

　《リンクリボー》のリンク素材にすれば、《リンクリボー》の(1)の効果とこのカードの効果で２回の攻撃を防げる。
　さらに自己再生したこのカードをリリースして《リンクリボー》を自己再生させれば、(1)の効果でもう一回攻撃を防げる。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vの「ユーゴvsユーリvsエド＆カイト」戦でエドが使用。
《Ｄ－ＨＥＲＯディシジョンガイ》と共に《Ｄ－ＨＥＲＯディストピアガイ》の融合素材となり墓地へ送られた後、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の攻撃時に自身の効果で自己再生、ダメージと戦闘破壊を防いだ。
その後《Ｄ－フュージョン》で《Ｄ－ＨＥＲＯダスクユートピアガイ》の融合素材となった。

アニメ版は耐性・ダメージ０・特殊召喚の処理が(1)の効果、除外のデメリット発生は(2)の効果であった。
(1)はＤ－ＨＥＲＯと戦闘を行う相手モンスター１体を対象として相手（ターン）のダメージステップ開始時に発動できる形で、特殊召喚は攻撃表示の指定があり、耐性・ダメージ０の後に特殊召喚の処理が発生する形であった。
さらに特殊召喚の処理後に、発動ターンで対象の相手モンスターにもう一度攻撃する権利を与えるデメリットがあった。
OCGでは回数制限が付いているが守備表示でも特殊召喚できるなど、一部のデメリットが無くなって総合的に使いやすくなった。

エドの融合召喚時の口上では「夢の世界の英雄」と称されている。

コナミのゲーム作品において―
スマホアプリ「デュエルリンクス」ではアニメGXで登場したＤ－ＨＥＲＯ、アニメARC-Vで登場した《Ｄ－ＨＥＲＯドリルガイ》や《Ｄ－ＨＥＲＯディシジョンガイ》、OCGオリジナルの《Ｄ－ＨＥＲＯデッドリーガイ》、漫画GXで登場したＶ・ＨＥＲＯをエドが使用するとそれぞれに対応した専用の台詞が発生するのだが、何故かこのカードには専用の台詞がない。
同パックに収録された《Ｖ・ＨＥＲＯウィッチ・レイド》にも台詞がないことから、恐らく台詞の収録を行ったのがCOLLECTORS PACK 2017の発表よりも前であるためだと思われる。
また、CPUはこのカードを基本的に（破壊耐性を活かせるかなどとは関係なく）自分の攻撃時に特殊召喚するが、メインフェイズ２のないスピードデュエルでこれをやる利点は殆どなく、無駄になることが多い。