《M∀LICE<C>GWC−06》 †
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの表側表示の「M∀LICE」モンスター1体を除外し、
セットしたターンに発動する事もできる。
(1):自分の墓地・除外状態の「M∀LICE」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する場合、
この効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復できる。
デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズで登場した通常罠。
フィールドで表側表示のM∀LICEモンスター1体を除外することでセットしたターンに発動できる効果外テキスト、自分の墓地・除外状態のM∀LICEモンスター1体を特殊召喚し、自分フィールドにM∀LICEリンクモンスターが存在する場合に更に特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分ライフポイントを回復できる効果を持つ。
M∀LICE罠カード共通の効果外テキストに関しては《M∀LICE<C>MTP−07》を参照。
このカードの固有効果はM∀LICEモンスター1体の蘇生・帰還。
墓地・除外から限定だが、効果無効などもないため、シンプルな展開効果として利用できる。
特殊召喚先は蘇生制限を満たしたリンクモンスターでもよく、その場合後述の通り確実に追加効果を適用できる。
このカードの追加効果はM∀LICEリンクモンスターが存在する場合に特殊召喚したモンスターの攻撃力分のライフ回復。
メインデッキのM∀LICEモンスターを特殊召喚した場合でも1000前後とそれなりの回復にはなり、帰還時のライフコスト等で消耗しやすいライフポイントを補える。
リンクモンスターであれば更に大きく2500近い回復が可能でライフ・アドバンテージとしても大きい。
なおM∀LICEリンクモンスターの存在判定は特殊召喚処理を終えた後である。
つまりM∀LICEリンクモンスターを特殊召喚すれば確実にこの効果は適用されその攻撃力分回復できる。
- モチーフはマルウェアの一種である「ブラウザクラッシャー」か。
ウィンドウを大量に開かせることで負荷を増大させ、そのWebブラウザを停止させてしまう、古典的な悪戯である。
また、恐ろしい画像や音声を流す事で、開いてしまった人間へ心理的なダメージを与える「精神的ブラクラ」という派生版もある。
イラストもデフォルメされた《M∀LICE<P>Cheshire Cat》の嘲り笑う表情が画面に大量に表示されている。
- また、ハッカーがシステムへの侵入に成功した際に、自己顕示や脅しの為に、自分のモチーフになるマークや脅迫文を改ざんしたサイトに表示することがある。
フィクションにおいてもハッカーがシステム侵入時に自分のマークを表示して相手を煽る描写はよく見られる。
大量のライフ・アドバンテージを得られる効果も、ランサムウェアの脅迫によって金銭を脅し取る行為を意識したものか。
- 「不思議の国のアリス」作中では、チェシャ猫が自分を斬首刑にしようとするハートの女王を小馬鹿にする為に、首以外を消して笑うという描写がある。
- 名称の元ネタは「不思議の国のアリス」第6章に登場する「笑わない猫ならぬ『猫のない笑い』」(grin without cat)
これはアリスをからかうためにチェシャ猫が「笑顔だけを残して姿を消した」というシーン。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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