《M∀LICE<C>TB−11/Maliss <C> TB-11》 †
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの表側表示の「M∀LICE」モンスター1体を除外し、
セットしたターンに発動する事もできる。
(1):デッキから「M∀LICE」モンスター1体を特殊召喚する。
相手フィールドにカードが3枚以上存在する場合、
代わりにEXデッキから「M∀LICE」Lモンスター1体を特殊召喚する事もできる。
このターン、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、その効果は発動できない。
デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズで登場した通常罠。
フィールドで表側表示のM∀LICEモンスター1体を除外することでセットしたターンに発動できる効果外テキスト、自分のデッキのM∀LICEモンスター1体を攻撃と効果の発動を制限した状態でリクルートする効果を持つ。
相手フィールドのカードが3枚以上の場合、代わりにエクストラデッキからM∀LICEリンクモンスターを特殊召喚することもできる。
M∀LICE罠カード共通の効果外テキストに関しては《M∀LICE<C>MTP−07》を参照。
このカードの固有効果はM∀LICEモンスター1体のリクルート。
任意のM∀LICEモンスターにアクセスできるものの、効果の発動と攻撃を制限されるため、素材に使用するかM∀LICE罠カード等で除外することになる。
一応発動しない効果に関しては有効であるため、M∀LICEリンクモンスターのリンク先に下級M∀LICEを特殊召喚すれば永続効果による効果付与は可能。
また、《マジックカード「死者蘇生」》と同様に一度フィールドを離れれば効果は使用できるためM∀LICEの帰還効果は問題なく発動可能。
《M∀LICE<P>White Rabbit》でこのカードをサーチし、直後に《M∀LICE<P>White Rabbit》を除外してこのカードを発動すれば、《M∀LICE<P>White Rabbit》は自身の効果で帰還するのでM∀LICEが2体並ぶ。
【M∀LICE】ではここから《盛悴のリザルドーズ》や《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚して展開の起点とする事が多く、重要なカードである。
相手フィールドのカードが3枚以上の場合M∀LICEリンクモンスターの特殊召喚も可能になる。
相手依存とはいえ、先攻1ターン目以外であればそれほど難しくない条件だろう。
だが、この場合も攻撃と効果の発動に制限はつくため、特殊召喚に成功した場合の誘発効果は使用できず、その他の効果も次のターンまで待つ必要がある。
そして最大の欠点がリンク召喚扱いではなく蘇生制限を満たせない事で、【M∀LICE】の核となる自らを帰還させる効果が使用できない。
【M∀LICE】では墓地のリンクモンスターを除外して再展開する動きを多用するため、このデメリットはあまりにも重い。
使い道としては制圧札が用意できなかった場合に《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》を立てて応急の制圧要員とする、永続効果は無効化されないので《M∀LICE<Q>RED RANSOM》の攻守入れ替え効果を適用して戦闘補助をする等が考えられる。
いずれにせよ他の手段がない場合の最後の手段とすべきであり、できるだけデッキからのリクルートに使った方が良い。
- 元ネタは「不思議の国のアリス」の11章のタルトを巡る裁判の一幕であることから、「タルト泥棒」(tart burglar)あるいは「裁判開始(trial's begun)」か。
第11章ではこの裁判が描かれ、ハートの女王は裁判官を務めるハートの王と共に臨席する。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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