遊戯王カードWiki - 《アーティファクト

《アーティファクト－フェイルノート/Artifact Failnaught》 †

効果モンスター
星５/光属性/天使族/攻2000/守1600
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法＆罠カードゾーンにセットできる。
魔法＆罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地から「アーティファクト」と名のついたモンスター１体を選択して
自分の魔法＆罠カードゾーンにセットできる。

　PRIMAL ORIGINで登場した光属性・天使族の上級モンスター。
　アーティファクトの共通効果と、相手ターン中に特殊召喚に成功した場合に墓地のアーティファクト１体を魔法＆罠ゾーンにセットする誘発効果を持つ。

　アーティファクトのセットカードを増やす効果なのだが、セットカードを増やしただけではアドバンテージにならず、活かすためには他に破壊する手段が必要となる。
　他のアーティファクトなら同じ状況ですぐに固有の効果を活かせるタイミングで、他の破壊手段があることが前提のこのカードはどうにも使い辛さが目立つ。

　このカードの評価点は墓地のアーティファクトを再利用できることである。
　【アーティファクト】は墓地からの再利用手段を殆ど持たないので、《アーティファクト－モラルタ》を繰り返し使いたい場合や、長期戦でデッキのアーティファクトが尽きてしまったりといった事態に対処できる。
　しかし、墓地のアーティファクトを再利用したいならば、直接蘇生できる《アーティファクト－ミョルニル》の方が手っ取り早い。
　あちらと違い、固有効果を発動しても特殊召喚に制限がかからない点で差別化したい。
　【アーティファクト】以外のアーティファクトを出張させたデッキでも、デッキのアーティファクトが尽きやすいので、余裕があればこのカードを入れてもいいだろう。