《アセット・マウンティス/Asset Mountis》 †
効果モンスター
星7/光属性/昆虫族/攻2300/守2000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにレベル6以下のモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分の手札が相手より多い場合に発動できる。
フィールドの全てのモンスターの表示形式を変更する。
フィールドの他の昆虫族モンスターの属性・レベルはこのカードと同じになる。
このターン、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
デッキからレベル8以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
WORLD PREMIERE PACK 2024で登場した光属性・昆虫族の最上級モンスター。
相手フィールドにレベル6以下のモンスターが存在する場合手札から特殊召喚できる起動効果、自分の手札が相手より多い場合に、全てのモンスターの表示形式を変更し、昆虫族をこのカードと同じレベル・属性にする起動効果、破壊された場合レベル8以上の昆虫族をサーチする誘発効果を持つ。
(1)は自身を手札から特殊召喚できる効果。
相手フィールドにレベル6以下のモンスターが必要だが、自分ターン相手フィールドに該当するモンスターが残らないデッキも多いため相手依存では安定感が低い。
この方法に頼らない展開方法か、送りつけ等によって能動的に満たす手段を用意しておきたい。
昆虫族であれば《飛翔するG》や《接触するG》は緩い条件で送りつけられる。
(2)はフィールドのモンスターの表示形式を変更し、昆虫族の属性・レベルを操作する効果。
発動条件として相手より手札の枚数が多い必要があり、(1)同様安定して発動条件を満たすのがやや難しい。
相手が展開し手札が減った後や《増殖するG》などで大量ドローできれば発動も狙いやすいだろう。
自身の属性・レベルが変化していない場合昆虫族を光属性・レベル7にすることになる。
その後の展開制限によって昆虫族以外特殊召喚できないこともあり、基本的に《電子光虫−ライノセバス》のエクシーズ召喚を狙うことになるだろう。
表示形式の変更によってあちらの貫通の補助もできる点でも相性が良い。
(3)はレベル8以上の昆虫族をサーチする効果。
サーチ先としては特殊召喚の容易な《デビルドーザー》・《樹冠の甲帝ベアグラム》や《重騎甲虫マイティ・ネプチューン》、汎用性の高い《怪粉壊獣ガダーラ》などが扱いやすいか。
トリガーは破壊であり、自身で能動的に破壊することでも発動できる。
ただし、フィールドから破壊するのならば、サーチ範囲がより広くトリガーも緩い下級モンスターの《共振虫》で事足りる。
そうなるとデッキ・手札から破壊して発動したいところなのだが、現状の【昆虫族】がそれらのカードとシナジーが薄いのがネックとなる。
- カード名とイラストのポーズから、「自らの優位性を誇示する態度」を意味する「マウンティング」が元ネタだろう。
令和現在の日本ではその様な態度を「マウントを取る(取られる)」と評することもある。
このカードの(1)(2)はまさに自分の優位性を誇示する効果といえる。
- 上記の通りTCG発祥のカードなのだが、実は英語圏では「マウント」や「マウンティング」が上記の意味で通じることは少なく、この使われ方は和製英語に近い。
(英語圏の「マウント」は「登山」「(物理的に)上に乗る・乗せる」「跨る」などの意味がある。)
海外発祥のカードながら日本の言葉を意識したカードという点では、《ズットモザウルス》に近い。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、OCGで登場するよりも前に実装されており、OCGのカード名とテキストもこちらで先に判明していた。
収録パック等 †
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