《ウィッチクラフトゴーレム・アルル/Witchcrafter Golem Aruru》 †
効果モンスター
星８/光属性/魔法使い族/攻2800/守 0
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札に存在し、自分フィールドの魔法使い族モンスターが相手の効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
相手フィールドのカード１枚または自分の墓地の「ウィッチクラフト」魔法カード１枚を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のカードを手札に戻す。
(2)：相手スタンバイフェイズに発動する。
このカードを手札に戻す。
RISING RAMPAGEで登場した光属性・魔法使い族の最上級モンスター。
自分フィールドの魔法使い族が相手の効果の対象または攻撃対象に選択された時、相手フィールドのカードまたは自分の墓地のウィッチクラフト魔法カードを戻して自身を特殊召喚する誘発即時効果、相手スタンバイフェイズに自身をバウンスする誘発効果を持つ。
(1)は相手フィールドのカードか自分の墓地のウィッチクラフト魔法カードを持ち主の手札に戻し、自身を特殊召喚する効果。
発動条件は「魔法使い族が攻撃または相手の効果の対象になった時」と比較的緩いので、【魔法使い族】ならば発動は難しくない。
ただし、受動的であるため特殊召喚のタイミングを選びにくく、戦闘要員などとしては若干使いにくい。
あくまで、バウンスとサルベージがメインで、モンスターとしての利用はオマケぐらいに考えておいた方が良いだろう。
初回は非公開情報の手札から発動するため不意を突きやすく、相手の攻撃に対応して攻撃モンスターをバウンスすれば防御にもなる。
なお、魔法使い族が効果の対象になった時に発動する場合、直接チェーンを組む必要がある点は注意。
例えば相手が《クリッター》をリリースして《邪帝ガイウス》をアドバンス召喚した場合、チェーン１:《邪帝ガイウス》→チェーン２:《クリッター》の順にチェーンを組まれると、この効果は発動できない。
(2)は相手スタンバイフェイズにフィールドの自身をバウンスする効果。
フィールドに維持できないというデメリットにもなるが、再び(1)の発動が狙えるため、どちらかと言えばメリットとしての要素が強い。
この後は相手にこのカードの存在が明らかになるので、不意を突く事はできない。
ただ、相手としては軽い発動条件を満たさずに攻めるのは難しいので、再度の効果の発動も十分に期待できる。
サルベージこそウィッチクラフトを指定しているが、相手のカードのバウンスは魔法使い族なら汎用的に使える効果のため、除去役として【魔法使い族】全般での採用も検討できる。
攻撃力が高くない魔法使い族で戦線維持をする【トゥーン】でも、戦闘ダメージを軽減できる役割として活躍できるだろう。
無論【ウィッチクラフト】ではサルベージ効果を活かせる上、このカードの方も各種サポートカードを活用できる。
ウィッチクラフト魔法カードは一応回収効果を持っているが、性質上それほど自由には回収できない事を考えれば、サルベージも十分に有用と言える。
フィールドに他のウィッチクラフトモンスターが存在すれば、回収したカードをコストにしてモンスター効果の発動に繋げる事も可能。
低い攻撃力であるウィッチクラフトは攻撃を受けやすいため(1)の効果による特殊召喚も狙いやすい。
関連カード †
―《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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