遊戯王カードWiki - 《ウォークライ・メテオラゴン》

《ウォークライ・メテオラゴン/War Rock Meteoragon》 †

効果モンスター
星７/地属性/戦士族/攻2600/守2600
(1)：このカードは相手の効果では破壊されない。
(2)：このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
このターン、その相手モンスター及びその相手モンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。 
(3)：１ターンに１度、自分の戦士族・地属性モンスターが戦闘を行った自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの全ての「ウォークライ」モンスターの攻撃力は相手ターン終了時まで２００アップする。
このターン、このカードは１度のバトルフェイズ中に２回までモンスターに攻撃できる。

　WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した地属性・戦士族の最上級モンスター。
　相手の効果で破壊されない永続効果、戦闘する相手モンスターとその同名カードの効果を無効にする誘発効果、地属性・戦士族が戦闘を行ったバトルフェイズにモンスターへの２回攻撃を自身に付与し、ウォークライの攻撃力を200上げる誘発即時効果を持つ。

　(1)は効果破壊耐性。
　ウォークライモンスターは戦闘することが重要なので、戦闘前に除去される可能性を減らせるのは有用。
　相手に破壊以外の除去手段がなければ、相手からの戦闘を誘導することにも繋がる。

　(2)は戦闘する相手モンスターの効果を無効にする効果。
　戦闘破壊耐性持ちや自己強化するモンスターなども無力化して戦闘で処理できる。
　さらに《墓穴の指名者》のように同名カードの効果も無効にするため、戦闘破壊された場合の効果や墓地へ送られた場合の効果も無効となる。
　安全に攻撃を通せるようになり、各ウォークライモンスターの効果に繋げやすくなる。
　ただし、同名カードの無効は自分の方にも及ぶため、ミラーマッチなどでは特に注意。
　また、《カオス・アンヘル－混沌の双翼－》や《サイコ・エンド・パニッシャー》のように、「相手が発動した効果を受けない耐性」を持つモンスターも無効にできる場合がある。
　状況によっては、相手モンスターを戦闘破壊できない場合でも、攻撃し無力化を狙いたい。

　(3)はウォークライを全体強化し自身が２回攻撃できるようになる効果。
　発動条件は《ウォークライ・バシレオス》と同じで、効果もあちらの直接攻撃が２回攻撃に変わっただけである。
　モンスター限定なのでライフを削るのには向かないが、(2)の効果と合わせてモンスターに対しては非常に強い。
　ウォークライの全体強化を含む効果では唯一カード名指定の回数制限が無いので、複数体存在すれば複数回発動でき、総攻撃力が大きく上がる。

　２回攻撃を付与するために、《ウォークライ・バシレオス》と異なり自身の１回目の攻撃で(3)を発動しても２回目の攻撃が可能と、単体で完結している。
　《ザ・ロック・オブ・ウォークライ》を使えば展開も難しくはない。

元々は、TCG版Lightning Overdriveで追加された12種の海外新規カードの内の１枚である。

カード名の由来は、「メテオ(Meteor)」＋イラストの刺青に見られる「ドラゴン(Dragon)」だろう。
- イラストが《ウォークライ・フォティア》に類似しているが、彼がドラゴンを倒した後に成長した姿なのだろうか。
  装備している防具が、対峙しているドラゴンと類似しているため素材とした可能性がある。

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