《ウジャト眼を持つ男/A Man with Wdjat》 †
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1600
このカードを通常召喚した時と自分のスタンバイフェイズ時、
相手フィールド上にセットされているカード1枚を選択してめくり、
確認した後元に戻す。
新たなる支配者で登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
召喚に成功した時とスタンバイフェイズにセットされた相手フィールドのカードをピーピングする誘発効果を持つ。
ピーピングはカード・アドバンテージには直接結びつかないので、《魔導戦士 ブレイカー》等で破壊した方が良い場合が多い。
ピーピング効果は何度も使用できるが、除去耐性を持っていないため、複数回使用されることはあまりないだろう。
同様の効果を持つ《パトロイド》や《パトロール・ロボ》と比較すると、ステータスが上回っているものの、効果の及ぼす影響力はあまり変わらず、効果使用後にシンクロ素材・エクシーズ素材にする事を考えると、リクルーターに対応していない分使いにくいともとれる。
また、同じ魔法使い族でより攻撃力が高い《予言僧 チョウレン》のほぼ下位互換である。
一応、こちらは裏側守備表示モンスターもピーピングできるが、あちらは特殊召喚でも効果が使える。
こちらは闇属性・魔法使い族のサポートが得られ、《カオス・ソーサラー》のコストになれる点で差別化したい。
《幻想の見習い魔導師》や《黒魔導強化》ならば、このカードの低い攻撃力を補える。
- 「ウジャト眼」とは古代エジプトにおけるシンボルの一つであり、「ホルスの目」を表しており、再生・復活の象徴である。
ホルス神とセト神との戦いの中で、切り裂かれたホルス神の左目(両目の場合もある)が、トート神の月の力によって治療されて「ウジャト(完全な・無傷の)」と呼ばれたことに由来する。
戦いの後、ホルスの目を死亡したオシリス神への供物として捧げたことで、オシリス神が死後の世界で冥府神として復活できたとされていることから、供物の象徴としても扱われている。
- 類似したシンボルに、焼き尽くす太陽の熱の表現であり、魔除け・破壊の象徴として扱われる「ラーの目」が存在する。
「ラーの目」単独で女神として扱われて、バステト神、ハトホル神、セクメト神、テフヌト神、ムト神、ウジャト神などの女神と関連付けられることもある。
元々は太陽円盤と巻き付いたコブラの形で描かれていたが、後の時代には左右対称形に「ラーの目」を右眼、「ホルスの目」を左眼として両眼にした形で共に描かれることもあった。
ラーの右眼は太陽の象徴、月を司るトート神の影響でホルスの左眼は月の象徴とされた。
- 「ウジャト(ワジェト、ウアジェト、ウト)神」は古代エジプトのコブラの女神であり、名は「緑色のもの」を意味し、元々はペル・ワジェト(ブト)の街の守護神、ひいては下エジプトの守護神である。
上エジプトの守護神ネクベト神(ハゲワシ)と共に、上下エジプトを統一したファラオの象徴(ウラエウス)として扱われている。
また、「ラーの目」のコブラと関連付けられて「ラーの目」も「ウジャト」と呼ばれることがあった。
このために、異なる理由で両眼が「ウジャト」と呼ばれている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?また、チェーンブロックは作られますか?
A:このカードの効果は誘発効果で、チェーンブロックを作って発動する効果です。(13/12/09)
Q:このカードが反転召喚に成功したとき、効果は発動しますか?
A:いいえ、発動しません。
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