《エメラルド・ドラゴン/Luster Dragon #2》 †
通常モンスター
星6/風属性/ドラゴン族/攻2400/守1400
エメラルドを喰らうドラゴン。
その美しい姿にひかれて命を落とす者は後を絶たない。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した風属性・ドラゴン族の上級モンスター。
単純にドラゴン族の上級モンスターとして用いる場合、同じ風属性の《ストロング・ウィンド・ドラゴン》や通常モンスターの《エレキテルドラゴン》よりは扱い難い。
風属性という点でもサポートカードに強力なものが少なく、ドラゴン族や通常モンスターの要素と噛み合うものもない。
特に風属性サポートカードの代表格である《風霊術−「雅」》や《シルフィード》に関しては、フィールドに出すまでに手間がかかり、蘇生やエクシーズ素材としての利用が多くなりがちな上級モンスターという性質とも相性が良くない。
《ダイガスタ・エメラル》や《迅雷の騎士ガイアドラグーン》の爆発力向上に繋がる《デザートストーム》とは相性が良いので、併用するならばこれを軸とするべきか。
ドラゴン族の通常モンスターを多用し高ランクエクシーズモンスターの召喚を狙う【聖刻】では、《エレキテルドラゴン》と共に採用する余地がある。
攻撃力を0にして特殊召喚する都合上、《連鎖除外》を受けてしまうと建て直しが困難になるため、複数種のドラゴン族を投入することが有効な対策となるためである。
《聖刻龍王−アトゥムス》を初めとしたランク6エクシーズモンスターを主軸とする場合、レベル6・ドラゴン族の通常モンスターとして《エレキテルドラゴン》に次ぐ攻撃力を持つこのカードは十分に採用圏内に入る。
風属性ということで、《嵐征竜−テンペスト》と共に墓地へ送ることで任意のドラゴン族モンスターをサーチできるのは《エレキテルドラゴン》には無い利点。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナルエピソードにおいて海馬が多用するモンスター。
「乃亜編」の「vs剛三郎」戦、「KCグランプリ編」の「vsジーク」戦などで登場している。
「レベッカ&御伽vsヴァロン」戦、「レベッカvsレオン」戦ではレベッカも使用。
また、「闇遊戯vsデュエルコンピューター」戦で、遊戯が使用した少年リックのデッキにも投入されていたことが確認できる。
攻撃名は「エメラルド・フレーム」。
- 米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)にも登場。
遥か昔に村を支配した「5匹の悪龍」の一体。
最初は城之内と対峙し、《真紅眼の黒竜》の一撃であっさり倒されるが、すぐに復活してしまう。
その後「デュエル・クロス」によって《カオス・ソルジャー》と融合した遊戯が引き抜いた「神の剣」の一撃によって他の4匹と同時に倒されたが、再び復活し他の4匹と融合して《F・G・D》となった。
- コナミのゲーム作品において―
WORLD CHAMPIONSHIP 2008では対戦相手として登場。
使用デッキは【ドラゴン族】。
- デュエルリンクスでは他の宝石ドラゴン共々モクバに専用ボイスが用意されているほか、宝石ドラゴンが3種類以上デッキに入っていれば初期手札に通常モンスターが入りやすくなるモクバ(DSOD)専用スキル「オレの宝石ドラゴン!」が存在する。
関連カード †
―他の「宝石ドラゴン」については《ダイヤモンド・ドラゴン》を参照。
―エメラルド
―《エメラルド・ドラゴン》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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