《キラー・ポテト/Mystic Potato》 †
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1400/守1100
(1):フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
「キラー・ポテト」を除く、攻撃力1500以下の闇属性モンスター1体をデッキから攻撃表示で特殊召喚する。
Vジャンプ(2023年6月号) 付属カードで登場した闇属性・植物族の下級モンスター。
フィールドから効果で破壊され墓地へ送られた場合に、同名カード以外の攻撃力1500以下の闇属性を攻撃表示でリクルートする誘発効果を持つ。
効果破壊版《キラー・トマト》といったモンスター(ただし、あちらと異なり同名カードはリクルート先から省かれている)。
効果破壊の手段は別に必要になるが、あちらに比べ相手フィールドに依存しない、メインフェイズ内に行える、戦闘ダメージを受けずに済むといった利点も大きい。
メインフェイズ中に能動的にリクルートできるため、展開先のモンスターの活用法もあちら以上に幅広い。
相手の破壊にも対応するものの基本的には自分から効果破壊することになるだろう。
リクルート先の選択肢は非常に広く、展開及び破壊の手段があるデッキであれば優秀なリクルーターとなる。
1ターンに1度の制限もないため、《地獄の暴走召喚》等で複数並べた上でまとめて破壊できればその分リクルートできる。
なお《灰流うらら》には弱く、《キラー・トマト》は必ずダメージステップで発動する為にあちらに妨害されなかったので、この点は固有の弱点と言える。
(なお、このカードの効果自体はダメージステップでも発動可能であり、その場合は《灰流うらら》に妨害されずに済む。)
破壊される場所はモンスターゾーンに限定されていないので、何らかの効果で装備カードにする手もある。
ただし効果破壊に限られるため、装備モンスターを対象不在にすることによる破壊では効果を発動できない点には注意。
相性の良いデッキとしては、闇属性主体且つ効果破壊をコンボに用いる【ヴァレット】・【破械】・【ユベル】等が挙げられる。
【植物族】では有用なリクルート先がやや限られるが、《バオバブーン》や《死の花−ネクロ・フルール》は「破壊された場合のリクルーター」という点が共通するので、サポートカードや破壊手段を共有できる。
(ただし、その両者と異なりこちらはフィールドでの効果破壊に限定されている点は注意。)
このカードでリクルートした《バオバブーン》を更に破壊できれば3枚の手札交換と2体のレベル3・闇属性・植物族が残るため、ランク3やリンク2につながる。
別途手札コストは必要になるが《捕食植物オフリス・スコーピオ》をリクルートして融合召喚展開につなげるのもよいだろう。
また、《王虎ワンフー》や《エコール・ド・ゾーン》の存在下で出せば自動的に破壊されるので、それらを用いるデッキに採用するのも面白い。
後者の場合、チューナーをリクルートすれば生成されたマスクトークンとでシンクロ召喚へと繋げられる。
- イラストはアレンジ元同様に「目と口がくり抜かれたポテトから瞳が覗く」というデザインとなっている。
また、イラスト左上から芽が出て花が咲いている。
ジャガイモは葉・茎・花・果実など全体にアルカロイド系の毒を含み、食用となる塊茎(いわゆる芋)でも芽の周辺や緑変した部分は含有量が多く、取り除かなければ食中毒を引き起こす。
- 《キラー・トマト》の元ネタである映画『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』には、パロディとしてピーター・レランギスの児童向けSF小説『Attack of the Killer Potatoes』が存在する。
また、ディズニーアニメ「Randy Cunningham: 9th Grade Ninja(邦題「学園NINJAランディ」)」の4b話のサブタイトルが「Attack of the Killer Potatoes(邦題「ポテト怪物の襲撃」)」と同名のパロディになっている。
関連カード †
収録パック等 †
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