《キング・スカーレット/King Scarlet》 †
永続罠
(1):自分の「レッド・デーモン」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを発動できる。
その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、
このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
ザ・ダーク・イリュージョンで登場した永続罠。
罠モンスターの一体で、レッド・デーモンに戦闘破壊耐性を与えつつ、自身を特殊召喚する効果を持つ。
レッド・デーモンを戦闘破壊から守れるのだが、レッド・デーモンの多くは元々ステータスが高いため、戦闘破壊耐性をさほど必要としない。
同時にチューナーの罠モンスターとなって特殊召喚されるが、レッド・デーモンが戦闘を行うという重い発動条件が足を引っ張ってしまう。
このように「発動条件が限定的である」ことと「用途が異なる効果が抱き合わせにされている」ことが合わさって、非常に使い勝手が悪いカードだと言わざるを得ない。
チューナーが必要なのであれば《シンクローン・リゾネーター》などのすぐに出せるものを使った方が良く、罠モンスターのチューナーという観点でも《シェイプシスター》や《調星のドラッグスター》の方が汎用性が高い。
レッド・デーモンを守るという点でも《安全地帯》や《ディメンション・ガーディアン》に頼るべきであり、このカードに拘る必然性が低いのが現状である。
- 『その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず』というテキストだが、直接攻撃時でもこのカードを発動することができる。(16/04/09)
- 『自分の「レッド・デーモン」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを発動できる』というテキストのため、「レッド・デーモン」モンスターが「攻撃する」場合は勿論「攻撃される」場合でも発動することができる。(16/04/09)
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分のペンデュラムゾーンに《EMゴールド・ファング》が1枚存在しています。
『(1):自分の「レッド・デーモン」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを発動できる。その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によってモンスターカード扱いとなっている相手の《キング・スカーレット》を、自分の「EM」と名のついたモンスターが戦闘で破壊した場合、《EMゴールド・ファング》の『(1):1ターンに1度、自分の「EM」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。相手に1000ダメージを与える』ペンデュラム効果は適用されますか?
A:《EMゴールド・ファング》のペンデュラム効果は、自分の「EM」と名のついたモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に必ず発動する効果です。
質問の状況の場合、戦闘を行った相手の《キング・スカーレット》は元々罠カードですが、モンスターカードとして扱われており、その戦闘の結果破壊されていますので、《EMゴールド・ファング》のペンデュラム効果は発動し、相手に1000のダメージを与える事になります。(17/03/24)
Q:《キング・スカーレット》の『(1):自分の「レッド・デーモン」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを発動できる。その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果を発動した場合、自分のモンスターはいつまで戦闘で破壊されなくなりますか?
A:《キング・スカーレット》の『その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず』の効果は、《キング・スカーレット》を発動した際のダメージ計算時に行われる、その1度の戦闘でのみ適用される効果となります。
モンスターカード扱いとなっている《キング・スカーレット》がモンスターゾーンに表側表示で存在し続けている場合でも、それ以降の相手モンスターの攻撃が行われる場合には、通常通り戦闘で破壊される事になります。(17/03/24)
Q:《虚無空間》の『(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない』効果の適用中に、《キング・スカーレット》の『(1):自分の「レッド・デーモン」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを発動できる。その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果を発動する事はできますか?
A:《虚無空間》の効果が適用されている場合には、『このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する』処理を適用する事ができませんので、《キング・スカーレット》のカードの発動自体が行えません。(17/03/24)
Q:《ミスト・ボディ》を装備し、『装備モンスターは戦闘では破壊されない』効果が適用されている《レッド・デーモンズ・ドラゴン》が戦闘を行う場合、《キング・スカーレット》を発動する事はできますか?
A:質問の状況の場合でも、《キング・スカーレット》を発動する事はできます。
『このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』処理も通常通り適用され、その《キング・スカーレット》は特殊召喚されます。(17/03/24)
Q:自身の『(1):自分の「レッド・デーモン」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを発動できる。その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、このカードは通常モンスター(悪魔族・チューナー・炎・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって通常モンスター扱いとなっている《キング・スカーレット》を対象として、《彼岸の悪鬼 ファーファレル》の『(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをエンドフェイズまで除外する』効果を発動できますか?
A:発動できます。
その場合、除外された《キング・スカーレット》はエンドフェイズにモンスターゾーンに戻りますが、フィールドに戻った《キング・スカーレット》はモンスターとしては扱われませんので、ただちに墓地へ送られます。(23/10/08)
Tag: 《キング・スカーレット》 罠 永続罠 罠モンスター(通常) チューナーモンスター 星1 炎属性 悪魔族 攻0 守0