《ギャンブル/Gamble》 †
通常罠
相手の手札が6枚以上、自分の手札が2枚以下の場合に発動する事ができる。
コイントスを1回行い裏表を当てる。
当たった場合、自分の手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。
ハズレの場合、次の自分のターンをスキップする。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した通常罠。
コイントスの結果に従い、自分の手札が5枚になるまでドローを行うか、次の自分のターンをスキップする効果を持つ。
ドロー系カードの中でもトップクラスのドロー枚数を誇るが、発動条件と失敗した時のデメリットが非常に厳しい。
先攻1ターン目にセットし次の相手のドローフェイズで発動すればほぼ確実だが、初手になかった場合や後攻になった場合はそれだけで発動チャンスを失う。
相手の手札を大量に増やす《大盤振舞侍》や《プレゼントカード》のようなカードも存在するが、単体では強烈なデメリットカードであり、サーチ手段の少なさもあって余りにコンボ性が高くなる。
自分にもメリットを得られる《メタモルポット》や《蘇りし天空神》もあるが、コンボ性の高さは解消されない上、このカードの発動には増えた自分の手札を一旦減らす必要がある。
たとえ発動できたとしても、このカードが罠カードということもあり、相手のドローフェイズで発動せざるを得ない場合も多い。
相手の6枚以上ある手札を減らせる訳ではないため、その場合は多数の手札で先に動けるのは相手の方である。
そのため、発動できたはいいものの、次のターンが来ず負けた、というのもそれほどあり得ない想定ではない。
ゲームエンドに持ち込まれなくても、その手札でこちらの手札に対抗できるよう制圧などの布陣を打たれるのは必至だろう。
無論、コイントスを外せばそのようなことを考えるまでもなく敗北はほぼ確定する。
【ギャンブル】を使うのならば、《カップ・オブ・エース》のコイントスを外した時にも発動条件が満たせる可能性はある。
その後このカードのコイントスを当てれば、最高で差し引き1枚のアドバンテージを得ることまでできる。
とはいえ、コイントスを外した場合の強烈なデメリット効果を考えるまでもなく、保険としては使いづらい。
一応《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の表の効果と併用すれば、デメリットを回避できる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「乃亜編」の「城之内vsビッグ3(大岡)」戦において城之内が使用。
手札も場のモンスターも0の状態でこのカードを発動するものの、ビッグ3によって外れるよう細工されていたため、失敗してしまう。
「闇遊戯&城之内vsビッグ5」戦でも城之内の手札にあったが、セットされたのみで発動されることはなかった。
現実世界でも城之内はデッキに投入していたらしく、「城之内vs闇マリク」戦では《地獄詩人ヘルポエマー》の効果で墓地に送られている。
- アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において遊星のデッキに投入されているのが確認できる。
また「遊星vs鬼柳」(1戦目)後に、ラリー達がD・ホイールを運ぶ際の通行料としてばら撒いたカードの中に確認できる。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の表の効果を相手に使われた後にこのカードを使いハズレになりました。
その場合自分のターンは何ターンスキップされるのですか?
A:効果の重複はせず次のターンのみスキップされるので、スキップされるのは1ターンのみです。(11/05/09)
Q:自分のターンに発動し、コイントスを外して次の自分のターンがスキップされる効果が適用されている状態で、《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の表の効果を発動した場合、ターンの流れはどうなりますか?
A:次の相手ターンとその次の自分のターンがスキップされ、次の次の相手ターンから再開となります。
それ以降は通常通りターンが進みます。(12/03/18)
Q:相手の《燃え竹光》の次の相手メインフェイズ1をスキップする効果が適用されました。
その後、自分の《ギャンブル》のハズレの効果が適用された場合、次の相手ターン後の自分ターンで《燃え竹光》の効果によりメインフェイズ1はスキップされますか?
A:どちらの場合でも、自分のターンがスキップされた後の次の自分ターンに、自分のメインフェイズ1はスキップされません(24/12/19)
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