《クロニクル・マジシャン/Chronicle Magician》 †
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに元々の攻撃力または元々の守備力が2500のモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドの、「ブラック・マジシャン」または「青眼の白龍」1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで2500アップする。
Vジャンプ(2021年12月号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族の最上級モンスター。
2500の元々のステータスを持つモンスターの召喚・特殊召喚をトリガーに手札から特殊召喚できる効果、特殊召喚に成功した場合に《ブラック・マジシャン》または《青眼の白龍》のステータスを2500強化できる効果を持つ。
《ブラック・マジシャン》と《青眼の白龍》のカード名が記載されているため、それらのサポートカードを指定するカードに対応する。
《イリュージョン・オブ・カオス》でサーチが効く他、《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの独裁者−》のコストになる。
(1)は手札からの特殊召喚効果。
守備表示指定なので自分ターンに展開する場合は素材やコスト運用を目的とする事になるか。
攻撃力・守備力のどちらかが2500であればよいためトリガーとなるモンスターは豊富。
エクシーズ召喚に繋げられるレベル7に限っても、オッドアイズ・星遺物・リジェネシスなどにはカテゴリ単位で複数存在する。
レベル・種族・属性が合致する【ブラック・マジシャン】においてもトリガーは多く、それが《ブラック・マジシャン》ならば(2)も使用できる。
《超魔導戦士−マスター・オブ・カオス》の融合召喚もトリガーにできるため、あちらの(1)で光属性を蘇生すれば全体除去のコストが揃う。
エクストラデッキから出せる該当のモンスターでレベル7のものを用いればエクシーズ召喚に繋げられ、メインデッキにないため、手札事故の可能性も抑えられる点で相性は良い。
(2)は《ブラック・マジシャン》・《青眼の白龍》のステータス強化。
この両者はいずれも2500のステータスを持つため、(1)から(2)の発動へとスムーズに繋げられる。
また、(1)以外の方法での特殊召喚にも対応するために使用タイミングの柔軟性は高い。
1ターン限りとは言え、2500のステータス強化は大きく戦闘補助としては頼もしい。
守備力も上がるため《コンセントレイト》を使えば大幅に攻撃力を上げることが可能。
【ブラック・マジシャン】においては、トリガーを《ブラック・マジシャン》で容易に満たせることに加え、このカードにも共有できる特殊召喚手段が豊富。
そのため、(1)に頼らず出すことも、他を特殊召喚しつつさらに追加で(1)により展開することもできる。
《マジシャンズ・ナビゲート》等の複数展開と併用すれば、(2)を適用した《ブラック・マジシャン》を残しつつ、他のレベル7とでエクシーズ召喚も可能であり特に相性が良い。
一方で、あくまで既存の展開力を下地にさらに展開するための存在であり、これ自体が展開起点等の役割を担わない点が欠点か。
【青眼の白龍】においては、このカード以外にレベル7を採用することがほぼ無いために扱いを持て余しやすい。
関連する豊富なレベル1チューナーと組み合わせることで、層の厚いレベル8シンクロモンスターが使えるため、採用する場合はそちらへ活用するとよいだろう。
《ブラック・マジシャン》、《青眼の白龍》はどちらも通常モンスターのため《受け継ぎし魂》で特殊召喚可能であり、カード名指定の融合素材なので《融合派兵》にも対応する。
- Vジャンプレイβ公式Twitterでは設定画が公開されている。
- このカードが登場するのは、原作漫画『遊☆戯☆王』の連載開始25周年の記念年であり、「2500」を意識した効果は、これに準ずるものだろう。
関連カード †
収録パック等 †
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