《グランドクロス/Grand Convergence》 †
速攻魔法
自分フィールド上に「マクロコスモス」が存在する時に発動する事ができる。
相手ライフに300ポイントダメージを与え、
フィールド上のモンスターを全て破壊する。
ENEMY OF JUSTICEで登場した速攻魔法。
自分フィールドに《マクロコスモス》が存在する場合に、相手にダメージを与え、フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つ。
《ブラック・ホール》の速攻魔法版といえる除去カード。
更に破壊したモンスターは《マクロコスモス》の効果で除外されるため、墓地利用も許さない。
自分のモンスターも全て除外されてしまうが、《異次元の生還者》や《異次元の偵察機》を使えば帰還させることができる。
問題点はサーチ手段が《錬金釜−カオス・ディスティル》程度の《マクロコスモス》が必要なため、手札事故の可能性が否めない点。
メインデッキからメタカードなどとして《マクロコスモス》を使うデッキに、《錬金釜−カオス・ディスティル》からついでにサーチできる程度に使う程度でも強力。
ただ、《マクロコスモス》だけでも制圧力は十分なので、オーバーキルな側面も強い。
相手への効果ダメージも付随するが、たった300ではオマケ以上の意味はない。
逆に相手の《H・C サウザンド・ブレード》などの特殊召喚のトリガーにされることもあるが、そちらも稀であり良くも悪くも影響はほぼ無いだろう。
下記の通り、相手モンスターがいない状態でも300ダメージのバーンカードとして使えるので、可能性は低いがこのカードがフィニッシャーになる場合のために一応は覚えておきたい。
- 「グランドクロス(Grand Cross)」とは、太陽系の惑星が十字状に並ぶ現象のことを指す言葉である。
(一直線に並ぶ「惑星直列」とは異なる)
占星術においては、グランドクロスが起きるときは大いなる試練が与えられるとされる。
イラストでは太陽とその周りの惑星がクロス(十字)を描いて並んでいる。
惑星は実物同様きちんと9つ(現在では最外部の冥王星は含まないが、このカードの初出時は冥王星も惑星扱いだった)になっているが、各々の大きさ・軌道の幅の比は無視され、全て大差なく描かれている。
- 海外版では十字模様がなくなり、惑星軌道が同心円状に並んでいるだけの絵にされている。
「グランドクロス」自体は天文現象なのだが、十字のマークだけでも問題視されるようだ。
英語名の「Convergence」は「一点集中」を意味する。
- アニメでのイラストは背景が少々異なり、惑星がボタンのような形状となっており十字も光っておらず、十字型のゲームコントローラーのようなイラストになっている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《マクロコスモス》のカードの発動時にこのカードをチェーン発動することができますか?
A:はい、できます。(17/06/18)
Q:このカードの効果の効果処理時に《マクロコスモス》が自分フィールドに存在しない場合、このカードの効果を処理しますか?
A:はい、効果を処理します。(06/02/24)
Q:相手のこのカードの発動にチェーンをして《ピケルの魔法陣》等を発動し、効果処理時に自分がダメージを受けない場合でも、モンスターを全て破壊する処理は行いますか?
A:はい、その場合でも破壊する効果は処理します。(10/05/28)
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