《コンバット・ホイール/Combat Wheel》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2500/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):フィールドのこのカードは1ターンに1度だけ相手の効果では破壊されない。
(2):相手バトルフェイズに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードの攻撃力は、自分フィールドの他のモンスターの攻撃力を合計した数値の半分アップする。
その後、このカードにカウンターを1つ置く。
このターン中、相手モンスターは他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(3):カウンターが置かれているこのカードが戦闘で破壊された場合に発動する。
自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
ANIMATION CHRONICLE 2023で登場した地属性・機械族のシンクロモンスター。
1ターンに1度だけ相手に効果破壊されない永続効果、手札コストを払う事で他の自分モンスターの合計攻撃力の半分だけ自己強化して自身にカウンターを置き、相手の攻撃対象を制限する誘発即時効果、カウンターが置かれた状態で戦闘破壊された場合に自分モンスターを全体除去する誘発効果を持つ。
(1)は1ターンに1度だけの効果破壊耐性。
ある分には困らない耐性だが、複数回の破壊には耐えられず、破壊以外の除去にも無力なので過信はできない。
(2)と併用すれば戦闘破壊もされにくくなるため、場持ちも良くなるだろう。
(2)は自己強化と相手の攻撃対象の制限効果。
他のモンスターが並んでいるほど強化数値は大きくなり、状況次第では3500や4000を超えることも狙える。
更に攻撃対象を自身に限定するので、その様な状況では戦闘破壊そのものが困難となるだろう。
強化は永続するため、返しの自分ターンで高い攻撃力で攻撃でき、複数回相手バトルフェイズを迎えて何度も発動すれば飛躍的に攻撃力は上がっていく。
ただし、手札コストが必要且つもし戦闘破壊されると(3)のデメリットが発生するため、相手のコンバットトリックには十分に注意したい。
任意効果なので、強化数値が不安なようなら発動を控えるのも手。
加えて、この効果で戦闘破壊を防止できる状況では、相手はそもそもバトルフェイズ自体を放棄してくる可能性も高く、自己強化の手段としては心もとない。
クリストロンなどで相手ターンのバトルフェイズにシンクロ召喚を行うのも手だろう。
《サベージ・コロシアム》などで攻撃を強制することで強化した攻撃力で返り討ちにすることも狙える。
変わった使い方として、発動後このカードがフィールドを離れると効果を受けないモンスター以外は攻撃宣言自体が行えなくなるため、能動的にフィールドから離してしまうことも考えられる。
フィールドを離れる際に置かれていたカウンターも取り除かれるため、デメリット回避の面からも相性が良い。
その際、完全に除去してしまうのは少々勿体ないので、《亜空間物質転送装置》あたりの一定期間だけ除外する等の手段があれば尚よいだろう。
このカードをシンクロ素材として消費できる《水晶機巧−クオンダム》が比較的扱いやすく、緊急時の手段として覚えておくとよい。
(3)は自分モンスターを全て破壊するデメリット効果。
(2)を発動すれば戦闘破壊を防ぎやすくなるが、戦闘補助などを用いて突破される場合があるため気を付けたい。
このデメリットにより、戦闘破壊を防げずとも戦闘ダメージの軽減を目当てに(2)を発動するという戦術を取りづらいのも難点といえる。
逆に、スクラップを全て効果破壊できるとみなして戦略に組み込んでも良いか。
上がった攻撃力もリセットされてしまうが、《禁じられた聖杯》等で効果を無効にすればカウンターを取り除ける。
《地竜星−ヘイカン》や《ジャンク・メイル》を素材にシンクロ召喚すれば、戦闘破壊されなくなり、デメリットを気にせずに(2)の効果を使える。
- イラストのモンスターはアニメでの使い手であるシドが使用した《アサルト・ホイール》と《キャノン・ホイール》が合体したような姿をしており、この2体でシンクロ召喚可能である。
- アニメにおけるイラストは構図が反転しており、背景も異なっていた(アニメ本編ではイラストは確認できないが、海外アニメ公式サイトで確認することができる)。
- アニメARC-Vでは第58話でこのモンスターと思しき姿が確認できる。
関連カード †
収録パック等 †
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