遊戯王カードWiki - 《ゴゴゴギガース》

《ゴゴゴギガース/Gogogo Gigas》 †

効果モンスター
星４/地属性/岩石族/攻   0/守2200
このカードが墓地に存在し、
自分が「ゴゴゴ」と名のついたモンスターの特殊召喚に成功した場合、
このカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚できる。
「ゴゴゴギガース」の効果は１ターンに１度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

　LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
　ゴゴゴの特殊召喚に成功した場合に、表側守備表示で自己再生できる誘発効果を持つ。

　主に《ゴゴゴジャイアント》や《ゴゴゴゴースト》の特殊召喚効果をトリガーに特殊召喚することになる。
　《ゴゴゴジャイアント》→《ゴゴゴゴースト》→《ゴゴゴゴーレム》→《ゴゴゴギガース》と展開すれば、手札１枚からレベル４のモンスターを４体も展開できる。
　いずれも表側守備表示で展開され、このカードを展開した場合は攻撃できないので、そのままエクシーズ召喚に使いフィールドを整えることになる。
　下級モンスターとしては守備力が高いため、手札に来ても壁として使えるが、できれば《おろかな埋葬》・《岩投げエリア》などで手早く墓地へ送りたい。

　ただし、前述の通り効果を発動するターンはバトルフェイズを行えないデメリットがあるので、戦術は制限される。
　また、ゴゴゴには自己再生のタイミングが自由に選べ、デメリットが軽い《ドドドドワーフ－ＧＧ》が存在する。
　こちらは相手ターン中にも自己再生できるので、《リビングデッドの呼び声》等で《ゴゴゴゴースト》を特殊召喚しトリガーにしたい。
　《ゴゴゴゴースト》は同名カードの効果を１ターンに１度しか使えない都合上相手ターンに特殊召喚したいモンスターであり、両者のデメリットを一挙に解消できる。

　あるいは《ブロック・ゴーレム》を採用して《ゴゴゴゴースト》を入れずに岩石族中心で使うことも考えられる。

岩石族の下級モンスターでは、《ゴゴゴアリステラ＆デクシア》及び３種のアダマシア非チューナーと並んで最大の守備力を持つ。

「ギガース」については《イビリチュア・ジールギガス》を参照。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII(セカンド)における「遊馬vs風魔」戦にて遊馬が使用。
裏側守備表示でセットされ、風魔の通常魔法《オーバーレイ・ゼロ・バスター》で破壊された。
その後、《ＣＸ機装魔人エンジェネラル》の攻撃宣言時に《ピンポイント・ガード》（アニメ効果）によって蘇生され、そのまま戦闘破壊された。

アニメでは、自身が表側表示で存在する限りコントローラーの攻撃宣言ができないデメリット効果しかなかった。
また、イラストはアニメと異なっている。

Ｄチーム・ゼアルの「遊馬vs内藤剣斗」戦でも、遊馬が使用。
先攻１ターン目にセットされ、次のターンに《聖剣アロンダイト》の効果で破壊された。

カテゴリに属している効果モンスターだが、アニメ・漫画共にそのデュエルでは効果も使用せず、サポートも受けず、同カテゴリのカードも登場していない。
言わば単なる壁としてしか使われておらず、カテゴリに属するカードとしてはこのような扱いは珍しい。
（一応アニメ版では高い守備力で貫通ダメージを軽減して敗北を防いではいるのでステータスには意味があった。）