《サイクロプス/Hitotsu-Me Giant》 †
通常モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1200/守1000
一つ目の巨人。
太い腕で殴りかかってくる。要注意。
Vol.1で登場した地属性・獣戦士族の下級モンスター。
同条件で考えても《ルイーズ》の方が守備力が高い。
今となっては海馬のファンデッキで使うかもしれない程度だろう。
- 「サイクロプス(Cyclops)」とは、ギリシャ神話に登場する額の中央に一つだけの目を持つ巨人である。
実は最初に生まれた3人のサイクロプスは神の子供であり、ハデスやポセイドン、ゼウスの伯父に当たる。
本来は「キュクロプス」と言い、「サイクロプス」は英語読みである。
ゲームや小説ではこの名の方が知名度に優れているだろう。
- 英語名は「一つ目ジャイアント」。
フレイバー・テキストの最初の文を訳したようである。
なお、英語版テキストの最初の一文には「A one-eyed behemoth」(一つ目のベヒーモス)とある。
「空想上の生物としてのベヒーモス」の一種として扱われているというよりは、単に「巨大な化け物」という意味での「behemoth」だろう。
- 原作・アニメにおいて―
「DEATH-T編」の「海馬vs双六」戦と「闇遊戯vs海馬」戦で海馬が使用。
どちらも1ターン目に召喚され、デュエルを盛り上げる演出として迫力ある登場をするものの活躍はしていない。
- 「乃亜編」ではバーチャル世界のモンスターとして4体で群れを作って登場。
荒野で杏子を捕獲した後、巣に連れ帰って釜茹でにして食べようとした。
その後逃走した杏子を追跡するが、吊橋が壊れて谷底へと消えていった。
このときカードイラストと異なり、原始人のような棍棒と腰巻を身につけていた。
海外での規制を考慮しての事かもしれないが、実際のカードにはこのような変更は見られない。
- 東映版のオリジナルデュエルでも登場した、数少ないカードである。
活躍こそ少ないものの「DEATH-T」や影山三姉妹とのデュエルなど、海馬のデュエルでは数多く顔を覗かせる、当時からの海馬デッキの1つの顔と呼べる存在だったのかも知れない。
- コナミのゲーム作品において―
原作初期のモンスターという事もあってゲームへの登場は古く、東映版アニメ準拠のゲーム「遊戯王 モンスターカプセル ブリード&バトル」から登場している。
体色が紫色の上、モンスターZOOでは「1つ目の巨人モンスター。その目からは怪光線を撃つことができる。見つめられたら、とっととにげた方がいい。」と解説されており、怪力を売りとするOCGとは印象が異なる。
必殺技は解説通りの「ブラスター」。
また、GB版DMシリーズでは《千年原人》を儀式召喚するための生け贄の1体に指定されており、DM3以降はこのカードが必須の素材となっている。
- この設定からか、ゲーム作品ではフレイバー・テキストと異なり目から怪光線を撃つモーションが多くなっている。
- フォルスバウンドキングダムでの攻撃名は「スレッジ・ハンマー」となっている。
名前通り、このゲームでは両手で殴るモーションとなっている。
関連カード †
―《サイクロプス》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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